会長挨拶

東京理科大学こうよう会 会長
  石澤 貴行


 平素より、こうよう会活動に深いご理解とご協力を賜り、会員の皆さまには、厚く御礼を申し上げます。
このたびの定期総会におきまして、皆様にご承認いただき会長職を拝命いたしました石澤 貴行と申します。
初めての就任でもございますので、皆様のご助力、ご支援をいただきまして、こうよう会の発展のために尽力する
所存でございますので、本年度、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

 こうよう会は、学生のご父母の皆様と、大学の教職員からなる父母会組織でございます。平成16年に発足し、
今年で設立16年目を迎えますが、今でも活発な活動を続けております。
これもひとえに、会員の皆さま方、歴代役員の皆さま、そして東京理科大学の方々のご尽力のたまものであると、
心より感謝申し上げます。

 さて、皆さま方のご子女が学ぶ東京理科大学という学府は、専門性の高い教育で有名な大学でもございます。
そのため、ご父母の皆さまには垣根が高いと感じられることもあるのではないでしょうか。
また、ご父母の皆さまには、ご子女の行く末、進路、も大きな関心事ではないかとも存じますが、こうよう会とは、
そのような皆様方と理科大をつなぐ橋渡しの役割を担う組織であると私は考えております。
こうよう会活動の一端となりますが、こうよう会の組織は、全国に46の支部で支部活動を行っており、会報誌
「浩洋」の発行、大学の各種活動への助成、本部主催行事の開催、など幅広く活発に活動を行っております。
特に6月から7月下旬にかけて全国で開催する父母懇談会は、学生の日頃の学習や研究活動、就職活動に関する情報などを、大学の教職員と直接面談することで得られると同時に、同じ悩みを持つ父母同士のコミュニケーションをとる貴重な機会でもございますので、多くの皆さまにご参加いただければと願っております。

 仏教の禅の言葉に「啐啄同時」という言葉があります。
『ひな鳥は、卵から産まれ出るときに、殻の中から卵の殻をつついて音を出す、これを「啐」と言います。
また、それと同時に親鳥が外から殻をつついて殻を破る、これを「啄」と言います。この「啐」と「啄」が同時に行われる
ことで無事に殻が破れて雛が巣立つ』という言葉でございますが、ご子女の皆様が理科大に学ぶ中で、そして
社会に向かって羽ばたくとき、上手にこの「啐啄同時」を果たしていただくための一助になる。
これこそが、こうよう会活動の目的であるとも思っております。

 今後も、いろいろな取り組みを行っていく中で、理科大をより身近に感じていただき、皆さま方の「啐啄同時」が
果たせるよう、微力ながら努めてまいりますので、皆さまのご援助、ご協力をお願い申し上げる次第でございます。

 以上、就任のご挨拶とさせていただきます。