【支部活動報告】山口県支部「講演会・就職説明会」

◆ 平成26年度 支部活動報告
【ご報告】11/1(土)山口県支部「講演会・就職説明会」を開催しました。

○開催日 平成26年11月1日(土)

○開催場所 ANAクラウンプラザホテル宇部(宇部市)

○参加人数 
 正会員・賛助会員 14名(10世帯)
 大学理事、教職員 2名
 理窓会(同窓会) 9名

○内 容 (当日のプログラムが次のように変更となりました。)
 (1) 昼食 12:30〜13:00
 (2) 就職説明会 13:00〜14:00
 (3) 講 演 14:00〜15:00

○報 告
 今回は、山口東京理科大学 塚本 桓世 学長、理窓会 石神 一郎 会長を始め、理窓会からも9名ご参加いただきました。

 今回の行事は、二部構成で、第一部は、東京理科大学 学生支援課 末永 雅子 様より、昨今の理科大の就職の状況について説明していただきました。理科大の学部学生は、約半分が大学院に進学、残り約半分が就職するという状況で、今後、就職活動解禁が3月となるため、会社説明会から内定式までの期間が短くなること、そのようななかミスマッチのない進路決定をするために学内セミナーやインターンシップ等を利用した情報収集がより重要になるとのことでした。ただし、外資系や経団連に加盟していない会社はこの制度に準拠しておらず、個々に動きを把握しておく必要があるそうです。
 現状の就職活動は気力体力をもって臨まなければならず、精神的にもかなり追い込まれてくるので、親としてプレッシャーを与えないようにする配慮が必要とのことでした。

 第二部は、東京理科大学 基礎工学部 生物工学科 三浦 成敏 教授のご講演を賜りました。ヒトをはじめとする脊椎動物の赤血球の中にあるタンパク質で、肺から全身へと酸素を運搬する役割を担っているヘモグロビンについて、構造、役割について、ご教授をいただきました。また、オワンクラゲ がもつ蛍光タンパク質、緑色蛍光タンパク質(GFP)についてご教授いただきました。GFPは現在、様々な実験、研究、技術の開発に応用され、重要なタンパク質として注目を浴び、応用されているとのことです。
 昨今、この美しい緑色発光の写真を科学分野のニュースで見ることが多いですが、その構造などについては一般には知られていないため、非常に興味深いご講演となりました。ご講演後、活発な質疑応答が行われ、出席者の皆様も興味を持って傾聴されていました。

≪会員へのメッセージ≫
この度は、お忙しい中、多くの皆様にご出席いただき、まことにありがとうございました。

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