【支部活動報告】東海地区4県支部合同「大学見学会」

◆平成28年度 支部活動報告
【ご報告】 11/19 (土) ~ 20 (日) 東海地区4県支部合同
「大学見学会」を開催しました。

○開催日 平成28年11月19日 (土) ~ 20日 (日)
○開催場所 葛飾キャンパス・野田キャンパス (千葉県野田市・東京都葛飾区)
○内 容 (1) 葛飾柴又散策&葛飾キャンパス見学 (2) 懇親会 (3) 野田キャンパス火災科学研究センターにて松山教授による模擬講義と実験棟見学 (4) 野田理大祭り&キャンパス見学
○参加人数
 正会員・賛助会員 48名 (34世帯)
 こうよう会本部役員 1名 (山田 茂美 副会長(東海地区))
 大学教職員 2名
 大学院生 2名
○ 報告
 11月19日(土)~11月20日(日)の2日間、東海地区の愛知県、岐阜県、静岡県、三重県の4県合同で、葛飾キャンパスと野田キャンパスを見学させていただきました。まず、今年の計画立案にあたり東海地区 山田副会長から4県の支部長に対して役割分担の指示を受け、見学会については愛知県がバスの手配とツアー全般のまとめ役、静岡県が見学会懇親会の料理手配とお楽しみ企画立案、三重県支部が大学内見学の企画・調整を担当。岐阜県支部は、今年度の本部行事が岐阜県で開催されるため、本部行事開催準備を担当することになりました。
 計画検討は4月からはじめ、5月には東海地区支部長会にて計画概要を決定し、その案に基づいて各県支部が準備を進めました。7月の愛知、岐阜、三重県支部総会開催前に合同役員会を開催し、予算概要と詳細スケジュールを幹事の皆様に提案。その場でご意見をいただき計画修正をいたしました。
その後、山田副会長のアドバイスをいただきながら、支部長間で連携をとり、計画実行準備を進め、無事11月19日(土)を迎えることができました。
 参加された会員は大型バス定員の45名。西は関が原付近から、南は伊勢志摩から、北は単身赴任先の富山から馳せ参じた会員の皆様と、名古屋を8時30分に出発。途中、静岡県支部から参加された皆様も浜松、静岡、沼津で同乗し、45名が最初に向かったのは葛飾キャンパス。懇親会開始まで少し時間があるため葛飾柴又に寄り道しました。実は2年前の見学会でも葛飾柴又散策を計画したのですが、残念ながら都内渋滞のため断念。2年越しの念願の帝釈天と商店街散策を今回実現することができました。朝から雨模様の天候でしたが、散策時は雨もやみ、帝釈天参拝と寅さんの銅像の足も摩り、今回の見学会が無事に終了することを祈願。そして葛飾キャンパスに向かいました。
 葛飾キャンパスでは見学会全員参加の懇親会を開催。山田副会長の挨拶で始まった会は、静岡県支部の見事な盛り上げ演出により参加者全員が笑顔になった思い出に残る懇親会となりました。葛飾キャンパスではこの他に大村 智先生のノーベル賞記念銘板や校舎の壁面のプロジェクションマッピングを参加者と一緒に見学させていただきました。
 その後、宿泊希望者と一緒に野田キャンパスにあるセミナーハウスに向かい、消灯時間まで楽しく有志で懇親会をさせていただきました。そのセミナーハウスでは久々に子女と面会する会員もみえ、ソファーに横並びで親子で座り、久々の再会を楽しむ姿や、学生である兄と見学会に参加された妹さんが楽しそうに将棋を指していて、それを横から嬉しそうに見ている母親の姿が印象的でした。
 さて、翌11月20日(日)は天候もよく、セミナーハウス周辺の散策を楽しみ、朝食の後は三重県支部に企画・調整していただいた「火災科学研究センター実験棟見学」。まずは、2階で松山教授による模擬講義を受け、世界最先端の研究をわかりやすく解説していただきました。模擬とはいえ久々の大学講義、しかも身近な火災についての研究内容のため、参加者の皆さんは興味津々の表情。続いて、階下に降りて院生の皆様のご協力のもと、模擬実験を見学。高く上がる炎と高温の中での実験に触れ、日本だけでなく、世界有数の火災科学研究センターであることを実感することができました。
 火災科学研究センター実験棟見学の後は、出発時間まで野田キャンパスの理大祭見学。バス内で支部の子女が参加する出店ブースの紹介もあったため、皆さんでブースの売上に協力させていただきました。4県合同見学会では参加会員の子女の応援をするのが好例となっています。
 前日の出発時はあいにくの天候でしたが、帰りは晴れ。富士山を背に記念撮影することができました。バス内で参加者一人一人から見学会の感想も発表していただき、好評のうちに見学会を終えることができました。帰路の野田出発は午後1時で、名古屋駅到着は午後7時40分。その後、参加された皆様は笑顔のまま三々五々東海地区各県に戻られました。
 最後になりますが、この度の見学会に際し、東京理科大学火災科学研究センター松山教授と院生の皆様、懇親会の料理提供、セミナーハウスでお世話をいただいた皆様の多大なご支援とご協力に感謝いたします。また、参加された皆様におかれましては「さすが理科大生の父母・家族」と思える行動で、スムーズな計画進行に協力していただきました。なにより、東海地区4県のチームワークもすばらしく、これも、常日頃から県を越えた交流を続けてこられた東海地区こうよう会諸先輩のおかげと感謝申し上げます。

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≪会員へのメッセージ≫
 見学会幹事の一人として、東海地区4県にお住まいのこうよう会会員の皆様にお願いしたいことは、このように楽しく、会員間の交流が深まる催しに是非とも積極的に参加していただきたいということです。より東京理科大学のことを知り、就職や進学等、会員間の情報共有もできる機会となります。皆様のご参加を心よりお待ちしています。