【支部活動報告】福井県支部「講演会、就職・進学説明会及び茶話会」

◆平成28年度 支部活動報告
【ご報告】 2/19 (日) 福井県支部
「講演会、就職・進学説明会及び茶話会」を開催しました。

○開催日 平成29年2月19日 (日)
○開催場所 ハピリン プラネタリウム 等 (福井県福井市)
○内 容
  (1) プラネタリウム鑑賞
  (2) 茶話会・情報交換会
  (3) 講演会
    講師:東京理科大学 理学部第二部 物理学科 教授 辻川 信二 先生
    演題:「最新観測技術で明らかになってきた宇宙の姿」
  (4) 就職・進学説明会
    講師:東京理科大学 学生支援部 学生支援課(野田) 石川 港太郎 様
○参加人数
 正会員・賛助会員 10名 (8世帯)
 理窓会会員 3名
 大学教職員 2名
○ 報告
 今年度の福井県支部活動は、4月にJR福井駅横にOpenしたばかりの総合施設ハピリンにて行いました。
 はじめに、最新の日本一きれいなリアル8kのドームシアターにて臨場感ある生解説を聴きながらプラネタリウムを鑑賞し、その後の宇宙関連の講演への誘いに夢の時間を過ごしました。
 続いて、福井の地物の昼食をいただきながらの茶話会では会員の皆様は勿論、今日の講師の辻川先生、石川様、理窓会の方々とも、とても楽しい交流の時間を過ごすことができました。
 会場を移し開会、支部長挨拶及び理窓会福井県支部長の御挨拶を頂き、その後、理学部第二部 物理学科 教授 辻川 信二 先生による「最新観測技術で明らかになってきた宇宙の姿」という演題でご講演をいただきました。宇宙の誕生から、インフレーション、ビッグバン、宇宙の晴れ上がりを経て宇宙年数は138億年であること、宇宙全体の温度がマイナス270度であること、現在の宇宙エネルギーのうち通常の原子はわずか5%で、暗黒物質といわれるものが27%、暗黒エネルギーといわれるものが68%であることなど、初めて聞くことばかりでした。しかし最近の20年間で観測技術が進歩し、理論の検証がされるようになっているとのことでした。私たちの普段の生活では想像もできないような大きなお話でしたが、宇宙の始まりや、未来に思いを巡らせることのできた貴重な時間となりました。私たちにとっては、とても難しいお話しでしたが、講演中の先生はとにかく終始楽しそうにお話し下さいましたので、会員からは先生の勉学への姿勢について質問がでておりました。勉強されてきた理窓会の方からは、久しぶりに勉強させてもらったと感激されていらっしゃいました。
 続いての就職・進学説明会では、近年の就職状況や理科大生の現状、大学でのサポート内容等、また大学院進学についても、詳しい説明をいただきました。嬉しい情報から厳しい現実まで、興味を掻き立てられるお話しばかりで、会員の皆様は真剣に聞き入っていました。これから、就職や進学という厳しい現実に直面する子供たちの親として、理解と心構えもでき、良きアドバイスができればと思います。

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≪会員へのメッセージ≫
 いつも支部活動にご理解とご協力をたまわり、ありがとうございます。
 支部活動では、お互い同じ大学に子供が学ぶご父母や大学の教職員の方、地域の卒業生の方などとの交流ができ、多くの大学の情報を得る機会があります。皆様ふるってご参加ください。