設立10周年

2004年(平成16 年)5月に発足した東京理科大学こうよう会は、2014年(平成26 年)に設立10周年を迎えました。大学の父母会組織としては後発組でしたが、この10年間、こうよう会は一歩ずつ着実に発展。全国に支部が設けられ、活動の場が広がりを見せるとともに、その果たす役割が大きくなっています。しかし、ここまでの道のりは決して平たんだったわけではなく、今日の姿があるのは、会員であるご父母、役員の方々、先生方ほか多くの関係者のご尽力のたまものです。
東京理科大学こうよう会は、ここに設立10周年を記念して祝うとともに、これからの10年に向けて新たな一歩を踏み出しました。

こうよう会の設立趣旨

学園生活を充実させ、会員同士の
交流を深め、大学に寄与する

 こうよう会は、東京理科大学に通う学部生・大学院生のご父母と、大学の教職員で構成される父母会組織です。学生たちが充実した学園生活を送れるように、ご父母と大学が密接に連携し、情報を交換しながらさまざまな事業を行うとともに、大学における教育事業の振興を支援しています。また、会員同士が楽しく親睦を深めることによって、ご父母自身のなかにも強い愛校心が生まれ、東京理科大学の発展・向上の一助となることをめざしています。
 「こうよう会」という名称は、東京理科大学校歌の一節に由来しています。「浩洋」とは、水が広大に広がっていく様子から転じて、学問・学識などが限りなく広がるという意味です。まさに東京理科大学の歴史と伝統にふさわしく、父母会設立時、ご父母と大学との相互互恵関係が限りなく広がっていこうとする思いを込めて命名されました。

こうよう会誕生

設立総会に多くのご父母が参集!
期待を込められて「こうよう会」誕生

 こうよう会は、2004年(平成16年)5月29日(土)、野田キャンパス森戸記念体育館で開催された「父母会(こうよう会)設立総会」での承認を経て誕生しました。
 午後1時から始まった設立総会には、全国から1,100名を超えるご父母が参集。予想を大きく上回る人数が集まったこと、審議で熱心に質問や発言される姿から、父母会組織への関心の高さをうかがい知ることができました。設立総会で会則案、役員案、初年度事業計画案・予算案が承認され、ここに「東京理科大学こうよう会」が誕生しました。

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こうよう会の活動と学生たち

父母懇談会の全国開催により
距離が縮まったご父母と先生方

 大学主催で行われていた父母懇談会は、こうよう会設立後の2005年度(平成17 年度)以降、こうよう会主催で開催されることになりました。毎年、大学から先生方および事務スタッフが全国各地に足を運び、ご父母の皆さまと膝を交えて、大学の近況報告・意見交換や個別面談を行っています。
 大学では教育内容が専門化することもあり、多くのご父母にとって、先生方がはるか遠い存在になる傾向がありました。しかし、こうよう会設立後は徐々にその垣根が低くなってきたようです。ご父母と先生方および事務スタッフが接する機会が増えるとともに、両者の意見交換が活発に行われるようになりました。その流れが、学生たちのより良い学園生活の実現につながっています。

学園生活の後方支援だけでなく
学生と交流する行事も定着

 こうよう会は学園生活に対して後方支援をするだけでなく、学生たちに積極的に働きかけています。なかでも、2006年度(平成18年度)の大学創立125周年記念事業で始まった「こうよう会懸賞論文」は、2013年度(平成25年度)の終了まで、こうよう会と学生が直に接した事業でした。
 また、父母懇談会はじめ支部行事にクラブ・サークルを招いたり、ご父母が応援に出掛けたりしています。例えば、「YOSAKOIソーラン祭りの応援」(北海道支部)、「鳥人間コンテストの応援」(滋賀県支部、京都府支部)、「阿波踊りサークル学生との懇談懇親会」(徳島県支部)は、支部の恒例行事として定着。ご父母に活動を知っていただき、後押ししていただいていると実感する機会があることは、学生たちにとって励みになるようです。

最近のこうよう会活動

年々、支部活動が活発化!
大学行事にも積極的に参画

 2014年度(平成26年度)現在、支部は46を数えます。支部の増加にともない、支部活動も活発化。これは他大学の父母会組織ではあまり見られない、東京理科大学こうよう会の特徴のひとつです。それぞれ独自に年間事業計画を立て、「講演会」「就職・進学懇談会」のほか、親睦会や小旅行などバラエティに富んだ支部活動を展開しています。
 最近では、「TUSフォーラム関西」に代表されるように、こうよう会が大学行事に協力する事例も増えてきました。また、東日本大震災被災学生に対する大学の「被災学生支援給付制奨学金」への寄付も継続しています。
 家庭(ご父母)と大学(教職員)が車の両輪のように力を合わせて学生を支援するというのが、こうよう会の設立趣旨。さらに最近では、卒業生の組織である理窓会とも協力・連携が図られています。
 設立10周年を迎えたいま、設立趣旨に込められた思いはどこまで実現できているでしょうか。少なくても、「こうよう会が誕生して良かったと高い評価をいただけるような組織にしていきたい」と坂東自朗こうよう会初代会長が設立直後に語った理想像に、大きく近づいているのではないでしょうか。

設立10周年記念式典

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東京理科大学の父母会組織「こうよう会」
設立10周年を祝うとともに今後の発展を誓う

2014年(平成26年)12月6日(土)、こうよう会設立10周年記念式典が、葛飾キャンパスで開催されました。
平成26年度は、「支部総会・父母懇談会」の懇親会においても、各会場で設立10周年記念の祝賀セレモニーが行われましたが、あらためて歴代役員、現役の役員および一般会員をはじめ理窓会、大学関係者など多数の出席者が一堂に会し、設立10周年を盛大に祝いました。

こうよう会10年の活動を回顧し
その素晴らしい歩みを称賛

 師走に入り、寒さが本格的になるなか、葛飾キャンパス図書館大ホールにおいて開催された「こうよう会設立10周年記念式典」。矢島尊こうよう会会長の挨拶で始まった式典では、理事長、学長、学校法人東京理科大学会長が祝辞を述べられました。そのなかで、本学の現状と中長期展望、こうよう会設立の経緯などについても語られ、来場者は興味深く聞き入っていました。
 続くライヴステージでは、本学の卒業生でピアニストの鬼武みゆきさん、落語家の桂歌助師匠、歌手の祥子さんが、心にしみる音楽と楽しい落語で祝福。華麗なステージに大きな拍手が送られました。
 その後の懇親会では、理窓会を代表して石神一郎会長、こうよう会歴代会長からの挨拶があり、参加者は祝宴で親睦を深めつつ、今後のこうよう会、理窓会、東京理科大学の躍進を祈念しました。3.jpg