2018年度(平成30年度) 支部総会・父母懇談会


岐阜県支部&愛知県支部&三重県支部編

 異例の進路をたどる台風12号が東海地方に接近するなか、岐阜県支部、愛知県支部、三重県支部の「支部総会・父母懇談会」が、名古屋栄東急REIホテルで開催されました。台風の接近で夕方以降は交通機関への影響が予想されることから、多少、時間を短縮しての進行となりましたが、参加者の皆さまはこの機会を有効活用しようと、熱心に話を聞いていらっしゃいました。

《支部総会》

〈岐阜県支部〉
◆昨年度の事業報告・収支報告、
 今年度の支部役員などを拍手で承認

 支部総会には、約30組40名のご父母が参加されました。受付を済ませたご父母は、ネームタグを着けて総会の会場へ。支部役員から資料を受け取り、支部総会の開会を待ちました。会場はスクール形式ではなく、お互いに参加者の顔を見て話ができる「口」の字形式にテーブルが並べられていました。定刻どおりに始まった総会は、平成29年度事業報告・収支決算報告、支部役員の選出、平成30年度事業計画・収支予算について審議されました。役員選出では、通常は資料に記載された役員全員の名前が読み上げられるのですが、この日は早めに終了するため、拍手による承認となりました。

gifu.jpg

〈愛知県支部〉
◆10年ぶりの支部行事など
 昨年度の事業報告と今年度の計画を審議

 愛知県支部は、約120組170名が出席されました。田中健一支部長(平成29年度)の挨拶の後、議案を審議。例年、東海地区の4支部(岐阜県、静岡県、愛知県、三重県)合同で行っているバスツアー(大学見学会)を行ったほか、平成29年度は、10年ぶりの支部主催行事として「就職・進学説明会」「OB懇談会」を実施しました。支部総会では、これら事業内容と収支決算が報告されました。また、事業計画では、今年度も単独行事として1月に「就職・進学説明会」を計画中であることなどが説明され、いずれの議案も拍手で承認されました。

aichi.jpg

〈三重県支部〉
◆議案審議の後は
 参加者全員がひとりずつ自己紹介

 約20組30名が出席した三重県支部は、テーブルを向かい合わせに並べた対面形式のレイアウトで行われました。テーブルの上には、それぞれ出席者の氏名とご子女の学部・学科・学年が書かれたプレートが置かれ、はじめて参加しても他の出席者の名前が分かるようになっていました。席順は、1年生のご父母を支部長に近い席に配置し、初参加で様子がよく分からなくても戸惑うことのないように配慮されていました。議案の審議が予定終了時刻よりも早く終わったので、参加者ひとりずつの自己紹介を実施。これは人数が少ないからこそできることで、終始、和やかな雰囲気でした。

mie.jpg

《父母懇談会 全体会》
〈副会長挨拶・大学代表者挨拶〉
◆実力主義に則った教育・研究に加えて
 就職サポートにも力を注いでいる

 全体会は、こうよう会本部の田中健一副会長(東海地区)の挨拶から始まりました。「離れて暮らすお子さんの将来についての心配を少しでも解決できるのが、この父母懇談会という場です。私はこれまで、子どもの行事に出たことがない父親でした。しかし、定年を機に、こうよう会の行事に参加するようになりました。ここでは、そこで経験した、こうよう会のすばらしさや情報を共有できればと思います」。
 続いて、北村春幸副学長(学生支援担当)が登壇。25年間、設計事務所で構造設計を行った後、理工学部建築学科の教授を務められ、今年の3月に研究室を閉じられたとの自己紹介から挨拶は始まりました。「東京理科大学では、実力主義の伝統を堅持しつつ、幅広い視野を涵養する教養教育と、基礎から最先端までの専門教育を行うことで、正しい倫理観と豊かな人間性を備え、国際的視野を備えた科学者、技術者、教育者を養成することを目標としています」と大学の姿勢を説明。近年は初年次教育の充実に力を注ぎ、研究では問題発見・解決力を訓練するほか、就職環境の変化に対応したサポート体制の強化を図っていると述べられ、「各学部から教員が参加していますから、何なりとお尋ねください」と締めくくられました。

30gifu1.jpg

〈東京理科大学の現状〉
◆社会での高い評価をさらに高めるため
 学部・学科の再編等を構想中

 東京理科大学では学生に真の実力を身につけさせることを念頭に置き、教育開発センターなど教育支援機構を整備し、さらなる教育力の向上に力を入れています。その結果、教育力の高い大学として私立大学でトップの評価を受けています。また、研究面では学内外の研究費を獲得すべく、積極的に研究を推進し、産学連携も活発に行っています。就職も理工系総合大学の強みを生かし、3年連続で実就職率1位にランクされています。
 現在は、「TUS VISION 150」を掲げ、よりいっそうのブランド力向上を図っています。その施策のひとつとして、推薦入試制度の改革を含む入試改革に取り組む計画です。また、葛飾キャンパスにおいて学部・学科の再編が予定されています。しかし、こうした構想は、現在在学中の学生が急に他のキャンパスに通うことになるなどの不便がないよう、配慮して進めていくとのことです。

30gifu2.jpg

〈進路&学生生活について〉
◆専門分野を生かせる業界は複数あるので
 できるだけ視野を広く持つことが大切

 ここ数年の景気回復が影響し、求人倍率は右肩上がりになっており、2019年3月卒業生に対する求人倍率は、前年の1.78倍から1.88倍に上昇しています。求人倍率が上がることは学生にとっては有利で、うれしい傾向です。しかし、学生の多くが希望する従業員数5,000人以上の超大手企業となると、求人倍率は0.37倍と一気に低くなり、依然としてかなりの狭き門とのことです。
 進路についての説明では、企業就職、公務員就職、教員就職、大学院進学と、それぞれの道を選択した卒業生(大学院生)のインタビュー動画も紹介されました。企業就職者の話にもありましたが、自分の専攻を生かす業界はひとつだけではなく、就職活動にあたっては視野を広く持つことが成功を収める重要なポイントだそうです。

30gifu3.jpg

《父母懇談会 分科会》
◆離れて暮らすお子さまの
 学生生活や成績、就職の不安を解消

 学部ごとの就学履修懇談会では、ご父母が主にお子さまの学業成績や大学院進学について、先生から丁寧な説明を受けていました。ご父母は受付でお子さまの学業成績通知書を受け取られていますが、先生と話をすることで、はじめてそれをどう評価・判断すればいいか分かったという方も少なくありませんでした。
 東海地区の場合、お子さまは皆、親元を離れて暮らしています。そのため、ふだんの様子がよく分からないことから、修学履修懇談会を終えた後、学生生活懇談会で話を聞いたり、就職懇談会で相談されたりしていました。面談を終えたご父母は皆さん一様に、お子さまの様子が分かったとホッとされていました。

30gifu4.jpg

《懇親会》
◆台風接近で時間短縮となったものの
 親睦のひとときを過ごした

 台風接近のため、当初の予定より開始時刻を早めて懇親会が始まりました。そのため、一部、分科会での個別相談が並行して行われることになりました。歓談中には、新しく支部役員になられた会員が、お子さまに関するエピソードを紹介される場面も。今回は、例年よりも短い時間となってしまいましたが、それでもご父母の皆さんも先生方も、リラックスした楽しいひとときを過ごされていました。

30gifu5.jpg