2018年度(平成30年度) 支部総会・父母懇談会


神奈川県支部編

 最高気温が20度に届かない、まさに梅雨寒の一日となった6月16日(土)、神奈川県支部の「支部総会・父母懇談会」が、新横浜プリンスホテルで開催されました。神奈川県支部は、会員数が全国で2番目に多い支部です。今回も、約370組500名近いご父母が参加。この日一日、先生方から、またはご父母同士で熱心に情報収集や情報交換をされていました。

《支部総会》
◆昨年度の事業内容・会計報告と
 今年度の事業計画案などを審議・承認

 支部総会は、こうよう会本部から出席の木内晴一会長と藤川博康副会長(神奈川県)の挨拶から始まりました。木内会長は「私たちは、子どもたちが東京理科大学に入学したことで出会うことができました。このすばらしい出会いとご縁を大切にし、さらに盛り上げていきたい」と述べられ、藤川副会長も「大学を発展させるため、大学との橋渡し役を務めていきたい」と話されました。
 議案の審議では、まず、支部の担当役員から平成29年度事業報告および会計報告がなされました。支部規約改正案については、役員の人数に関する出席者からの質問に対して負担軽減のために人数を増やすとの回答がなされ、拍手で承認されました。続いて、新支部役員体制、平成30年度活動報告・予算案が審議されました。

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《父母懇談会 全体会》
〈支部長挨拶・大学代表者挨拶〉
◆社会やご父母と一緒に、次の世代を教育して
 有為な人材として社会に輩出していきたい

 桂栄美新支部長が、「父母懇談会は大学での様子を知るいい機会です」と挨拶。続いて、大学側を代表して松本洋一郎学長が登壇されました。
 4月に学長に就任されたばかりの松本先生は、ご自身の学生時代にはこのように多くのご父母が一堂に会する機会はなく、最初、父母会があると聞いて驚かれたそうです。しかし、「次の世代の若い人たちをきちんと教育し、世界のために活躍できる人材を輩出していくのは、大学本来の役目です。その役目を社会とともに、ご父母とも一緒になって果たしていけることは大変ありがたいことだと思います」と、多くのご父母の出席に感謝の言葉を述べられました。そして、本多光太郎初代学長の「学問のあるところに技術は育つ、技術のあるところに産業は発展する、産業は学問の道場である」との言葉を引用し、「教育についても、社会との連携のなかで育てていくのが、新しく教育を改革していくことになると思います」と話されました。
 東京理科大学は創立以来、入学した学生に本当の実力を身につけて卒業させる実力主義を校是としてきました。松本先生は「教員は全力を尽くして教育し、学生もその思いに応えて全力を尽くして教育を受け、学習し、きちんと実力をつけ、本当に優位な人材として卒業していただきます」と言明。最後に、「疑問があれば何なりとお尋ねいただき、有意義な懇談会となることを願っています」と結ばれました。

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〈東京理科大学の現状〉
◆教育力、研究力、就職力とも
 全国の私立大学の中でトップに評価される

 東京理科大学の現状については、矢部博先生(こうよう会担当理事、理学部第一部 教授)から説明がありました。
 「少子化の時代に加え、"文高理低" と言われる昨今ですが、今春の入試では昨年よりも3,000名余り志願者を増やし、過去最高でした」。その教育について、入学後からのステップを簡単に説明。調査機関のデータをあげ、教育力、研究力ともに国内私立大学トップに評価され、卒業生数が3,000人以上の大学の実就職率では、2017年度も全国トップにランキングされていることに言及されました。
 さらに、6月14日に創立記念日を迎え、創立138年となった本学の今後の展望として、創立150周年に向けた「TUSVISION 150」に触れ、葛飾キャンパスにおける学部・学科の再編が計画中であることを説明。これからも「真の実力主義を受け継いで、科学と技術の新しい未来へ」と取り組みを続けていくことを約束されました。

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〈進路&学生生活について〉
◆就職活動の時期は、自分から話したくなる
 雰囲気を作り、本人の話に耳を傾けることが大切

 進路状況は、求人倍率の説明から始まり、企業就職、公務員就職、教員就職、大学院進学それぞれについて、現在の活動スケジュールと、それに対する大学の支援体制が概説されました。企業就職では、採用広報が解禁される3月に企業説明会、エントリーシートの提出、適性検査、筆記試験、面接が集中しているのが現状です。したがって、学部3年生が3月から就職の準備をするのではなく、3月の本番に向けて数か月前から準備する必要があります。その就職活動に際してご家族には、採用試験の結果は極力聞かず、「口より耳」で「傾聴」の姿勢で接し、もっぱら本人から話すのを忍耐強く待つようにしてほしい、とのことでした。

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《父母懇談会 分科会》
◆学部別の修学履修懇談会では
 成績や出席状況などを個別に相談

 分科会は、学部ごとの修学履修懇談会、学生生活懇談会、就職懇談会が個別面談方式で実施され、ご父母は受付の際に渡されたご子女の学業成績通知書を手に、先生方との面談に臨みました。時間の制限はとくに設けられていないので、どのご父母も、気になる点は先生からじっくり説明を受けていました。また、学生生活懇談会と就職懇談会も相談者が多く、とくに学生生活については全体会で説明できなかったので、低学年のご父母を中心に、奨学金など気になることを相談されていました。

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《懇親会》
◆同じ学部のご父母と先生方が
 和やかに歓談、交流を深めた

 懇親会は、松本学長による乾杯のご発声で歓談タイムがスタート。会場は学部ごとにテーブルが分けられているので、ご父母は同じ学部という共通点に力を得て、学年を超えて情報交換されていました。また、同じテーブルには先生方もいらっしゃって、分科会までの少し緊張した雰囲気とは違い、和やかにお話しされる様子も見られました。
 歓談の途中、ご出席の先生方を紹介する時間が設けられました。先生方はそれぞれご自身の専門分野だけでなく、神奈川県との関わりを交え、自己紹介をされていました。

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