平成27年度 支部総会・父母懇談会 神奈川県支部編

神奈川県支部編

 例年、神奈川県支部の「支部総会・父母懇談会」は7月に開催されていましたが、平成27年度は、大学創立記念日の前日となる6月13日(土)、新横浜プリンスホテルで開催されました。神奈川県支部は、会員数が全国で3番目に多い支部で、今回も約310組410名という多数のご父母が参加。それぞれ先生方との面談や懇親会などでの父母同士の交流を通して熱心に情報収集・情報交換をされ、有意義な一日を過ごされました。

《支部総会》
◆昨年度の活動と収支決算報告と
 新役員体制の提案を
 出席者の拍手で承認

 支部総会は、佐藤孝彦支部長(平成26年度)が司会を務める形で進められました。まず、こうよう会本部から出席の矢島尊会長と黒田さつき副会長(神奈川)が挨拶。矢島会長は「会員同士が明るく、仲良く、楽しく交流し、情報を共有することで、子どもたちがより良い学生生活が送れるようにしたい」と述べ、黒田副会長は「支部と本部の情報交換に協力していきたい」と話されました。
 続いて、平成26年度の活動報告と収支決算報告、平成27年度支部役員体制の提案がなされ、いずれも拍手で承認されました。ここで新支部長に就任した朴木美子さんが登壇され、毎年恒例の支部行事「何でもしゃべろう会」など、今年度の活動予定を説明。最後にあらためて1名ずつ名前を読み上げて支部役員が紹介されました。

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《父母懇談会 全体会》
〈学長挨拶〉
◆オリジナル教科書作成や重要科目の宿題など
 大学の取り組みを紹介

 大学側代表として登壇された藤嶋昭学長は、日ごろからよく授業を見学されるそうです。「教室が前方から埋まっていて、どの学生も非常に熱心に授業を受けています。この熱心さは東京理科大学の伝統です」と話し始めた藤嶋先生は、最近の取り組みとして、オリジナル教科書「理工系の基礎」シリーズを作り始め、第1弾となる「機械工学」が発行されたことを紹介されました。この教科書は本学の先生方が執筆・編集したもので、在学中はもちろん、生涯にわたって使えるよう、基礎となる内容をすべて網羅したもの。今後、各分野の教科書がシリーズとして発行される予定です。
 また、1、2年次の重要科目について「1科目につき2~3回、A4で4~ 5枚の手書きのレポートを提出する課題を必須にしました。学生の負担が大きいと思いましたが、実際には非常に好評です」と藤嶋先生。学生の授業を受ける姿勢がさらに熱心になったそうです。
 最後に、翌日が134回目の大学創立記念日であることに触れ、「何事も一歩一歩が大事。いっそう注目される大学として、先輩たちが築いてきた伝統を着実に進めていきたい」と結ばれました。

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〈大学の現状と将来展望等について〉
◆学生がいかんなく力を伸ばし、発揮できる
 環境づくりに努めることを約束

 東京理科大学の現状と将来展望については、岡村総一郎理事が、「大学の教育は単に知識を与えるだけでなく、自ら考えよう、研究してみようという気持ちを植えつけ、その力をどのようにしたらいかんなく伸ばせるかであり、その環境を提供していくことが非常に大切」として、学生が本当に力を伸ばしていける大学づくりを行っていくと力強く語られました。

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〈進路&学生生活について〉
◆新卒者採用の選考開始時期変更に伴い
 注意すべき事項を解説

 就職活動は平成27年度から、選考開始時期が従来の「4月1日」から「8月1日」に変更になりましたが、内定時期は変わらず「10月1日」以降となっています。そのため、選考から内定までは「短期決戦」となっていますが、このスケジュールはあくまでも経団連加盟企業が中心であることや、大手を含め多くの企業が解禁前から水面下で採用試験に近いものを行っていることなど、就職活動について注意すべき点がいくつかあります。こうした注意事項が、さまざまな図やデータを使って説明されました。

《父母懇談会 分科会》
◆成績通知書をもとに、学部の先生から
 丁寧な説明を受けられる個別面談

 全体会終了後、学部ごとの分科会が行われました。2年生以上のご父母には、受付の際、お子さまの学業成績通知書が配付されます。各学部の修学履修懇談会では、その成績通知書を見ながら、ご父母が先生方にお子さまの成績や大学での様子について説明を受けていました。また、多くの方が先生方との面談を終えた後、就職懇談会と学生生活懇談会に移動。学生支援課などの職員から、さまざまな情報やアドバイスを受けていました。

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◆1年生のご父母には
 大学のあり方と教育改善の内容を説明

 一方、1年生のご父母を対象にした分科会では、山本誠副学長(教育、入試、自己点検・評価担当、教育開発センター長)が、大学の授業改革の取り組みを紹介。さらに、「ご父母の世代と現在では大学が大きく変わっていることと、1年次の勉強が大学の4年間、大学院の2年間を含めた6年間の成果を決めてしまうことをご理解いただきたい」と、データを示して1年次の成績が4年間の成果に直結していることを説明されました。「しかし、挽回のチャンスは何度でもあり、たとえ1年次の成績が良くなくてもあきらめないでください」と強調されていました。

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《懇親会》
◆藤嶋学長の発声で乾杯
 先生方とご父母が和やかに歓談

 懇親会にも多数のご父母が参加。支部長挨拶に続き、分科会から出席の各学部の先生方がひとりずつ、神奈川県とのゆかりや専門分野などを交えて自己紹介されました。これを受けて、「理科大の先生方は皆さん、教育・研究に頑張っており、世界的な賞も受賞しています」とスピーチされた藤嶋先生の発声で乾杯。歓談タイムは雰囲気がいちだんと柔らかくなり、先生方とご父母、あるいはご父母同士で飲み物を手に楽しくお話をされていました。

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