2009年2月アーカイブ

【3/21】和歌山県支部「座談会」開催のお知らせ

1 日 時  平成21年 3月 29日(日) 午後1時30分

2 場 所  会津藩校 日新館
       福島県会津若松市河東町南高野字高塚山10 TEL 0242-75-2525
       http://www.nisshinkan.jp/
        →案内図

3 開催内容 (1)講演会 東京理科大学知的財産専門職大学院教授 馬場 錬成 先生 
演題「 会津が生んだ2人の巨人 山川健次郎と野口英世」 13:30〜15:00
元東京帝大総長(元白虎隊士)山川健次郎氏と物理学校(東京理科大学の前身)との縁や、世界的な研究功績を残しながら、惜しくもノーベル賞を逸した野口英世氏に関する話を、ノーベル財団の資料をもとに講演して頂き、理科教育の大切さを改めて知る機会を得る。

(2)質疑応答 15:00〜15:30

(3)茶話会(任意参加)  15:30〜16:30
馬場先生、理窓会(東京理科大同窓会)の方々や参加者間の意見交換、
情報交換会です。

4 参加費  1000円を当日受付にて申し受けます。ただし茶話会にご出席されない方は
500円となります。
       学生は全て無料です。

5 その他 (1)現役学生の方の参加も歓迎いたします。
      (2)会場までの往復の交通費は、各自のご負担でお願いします。

問い合わせ先:東京理科大学 校友・父母支援室
         tel:03-5228-8327

◆北関東地区合同『サイエンス・スクエア見学会』及び『合同講演会』開催報告

 こうよう会北関東地区4支部(埼玉県支部、茨城県支部、群馬県支部、栃木県支部)の合同企画として、下記の通り『サイエンス・スクエア見学会及び合同講演会』を開催いたしました。

 ○日  時:平成21年1月17日(土)
 ○開催場所:
  1.見学会…サイエンス・スクエアつくば、地質標本館
  2.合同講演会…つくば国際会議場(エポカルつくば)
 ○参加者数:99名

 群馬県支部、栃木県支部及び埼玉県支部からの移動はバスを利用し早朝出発ということで若干の不安もありましたが、天候にも恵まれ、往復行程とも和やかで充実した旅となりました。
 また、船木会長も見学会と講演会の両方にご参加いただき、閉会時にあえてマイクをとり、素晴らしい講演会であったとの賛辞の言葉をいただきました。

参加者の皆様

1.サイエンス・スクエアつくば及び地質標本館の見学会
 「サイエンス・スクエアつくば」及び「地質標本館」は産総研のつくば研究所内にある常設展示施設になります。
 最新の画像処理技術や知能ロボット技術など、先端テクノロジーの一端を見学することにより、科学的好奇心を掻き立てられました。
 また、隣接する「地質標本館」には、地質調査の結果判明した日本列島の成り立ちなどが分かりやすくミニモデル等で展示されており見学者は興味深く説明に耳を傾けていました。


2.合同講演会…つくば国際会議場(エポカルつくば)

 ○講演タイトル及び講演者:
  1:東京理科大生の公的研究機関との研究連携
   〜独立行政法人 産業技術総合研究所を例として〜
   産総研 産学官連携推進部門企業・大学連携室長 伊藤日出男 氏

  2:企業に入社する技術者に期待するもの
   〜技術系役員面接から見た魅力ある学生とは〜
    新日本無線株式会社 常務取締役 瀬戸祐一 氏

  3:大学の実力(08年7月21日読売新聞掲載)
   〜東京理科大を含めた全国調査から見えてくるもの〜
    読売新聞 生活情報部記者 松本美奈 氏

講演会の様子

 サイエンス・スクエアの見学会終了後はバスにて「つくば国際会議場(エポカルつくば)」へ移動し、昼食休憩の後、第二部合同講演会となりました。
 合同講演会の講演タイトルは非常に「固そうな」内容に思えますが、3人の講演者の方々は、皆さんユーモアを交え難しい内容をわかりやすく説明していただきました。

 1は茨城県支部副支部長でもある伊藤日出男氏でした。
 産総研の具体的な業務内容の説明や、学生が産総研での共同研究への参加を目指すにはどうしたらよいか等についてアドバイスがありました。今回の参加者の中に、実際にお子さんが産総研で共同研究をされている方が二名おられました。父母から、活発な質問がありとても良いムードになりました。

 2は、やはりこうよう会本部役員でいらっしゃる瀬戸祐一氏でした。
 ご自身の今までの体験を踏まえ、勉強だけでなく、学生時代に様々な人生経験を積むことの大切さと、又、「素頭の良さ」も大切な要素であると力説されました。
同氏が提示した就職面接における具体的なアドバイスをメモする母親や、企業側の裏話に頷く父親の姿も多数見られ、聴衆全員が熱心に聴き入っていました。

 最後は、読売新聞社記者の松本氏ですが、お二人の講演に刺激を受け、更に熱のこもった講演となりました。昨年、国内全大学を対象に実施したアンケートをもとに読売新聞に掲載された、「大学の実力」という記事をベースに、現在の大学の教育改革への取り組みの実態について、新聞記事だけでは読み解けなかった、調査から見えてきた大学のありようと今後の展望を貴社自らの考えも踏まえて余すところなく語っていただきました。
 特に、「学生に夢を語れるか」という言葉と、「父母会は大学のパートナー」という二つの言葉が非常に印象的でした。
 講演会の最後は、聴衆と講演者全員が質疑応答を行い、パネルディスカッションのような盛り上がりとなりました。
 終了後、参加者からねぎらいとお礼の言葉を多数いただき、合同企画実行委員のひとりとしては、大変手応えを感じた1日となりました。

◆村上康文先生(基礎工学部生物工学科教授)による講演会は大盛況でした

 平成20年度の企画行事として、東京理科大学の村上先生による講演会を盛岡において1月24日(土)に開催して、たいへん盛況でした。
参加者は約40名で昨年の2倍、ご父母の皆様だけでなくこうよう会船木会長、校友・父母支援事業部小林部長、理窓会岩手県支部のみなさん、岩手県出身の村上先生の高校時代の恩師、公立学校や予備校の先生、さらには現役高校性など多彩な顔ぶれでした。

 当日の演題は「ヒトゲノム解析は何をもたらすか、21世紀の生物学・医学の革命を展望する」と少し学問的で取っ付き難いと思いきや、村上先生のわかりやすい口調と大きな画面に映し出される具体的な内容に、参加者も興味深く聞き入り熱心にメモを取る方もおられ、あっという間に時間が過ぎました。

講演後の質問も「老化は食い止められるの?」、「学校でどのように教えればいいの?」、「自分の遺伝情報は見られるの?」、「民族による感染症の違いが遺伝情報にあるの?」など多岐に亘る内容が飛び交いました。

 また講演会終了後に高校生が村上先生に駆け寄り質問するなど、関心の高さがうかがわれました。懇親会ではご父母の皆様をはじめ村上先生、こうよう会船木会長、小林部長、理窓会石川岩手県支部長などのご参加も得て、岩手の地酒で盛り上がり、たいへん楽しいひとときを過ごしました。

講演会と懇親会の様子

 さて、このように岩手県支部では企画行事として毎年 講演会を1月頃に開催してご父母の皆様と交流を深めていますが参加者が少なく、役員会でも対策の必要性を痛感していました。このため、まずはより多くの参加者を募るための方法を検討して、地方紙1社と広報紙2社への広告掲載(いずれも役員の尽力により無料)および岩手医科大学へも掲示させて頂き、広く呼びかける試みを行いました。この結果上記のように参加者の増加に繋がり、副次的効果として地方ではまだ知名度が低い東京理科大学を少しでも知って頂けたのではないかと考えています。

このような取り組みは継続性が必要であり、来年以降もいろいろな手法を取り入れて外部の方だけでなくご父母の皆様の参加率を上げたいと考えています。 最後に今回の講演会の成功は校友・父母支援室のバックアップのおかげであり、御礼を申し上げます。

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