2010年7月アーカイブ

平成22年度 父母懇談会

1.茨城県支部編

 茨城県支部の父母懇談会は、6月12日(土)、「つくば国際会議場」で開催されました。前年を上回る約130名のご父母が出席され、熱心に情報収集して不安を解消されるとともに、先生方と交流を深められました。

〈副学長挨拶〉
◆学生たちの将来の可能性を広げるため
 父母と大学側との十分な意見交換が重要

写真:副学長挨拶 大学側出席者を代表して、副学長の福山秀敏先生(研究および国際化担当)が挨拶されました。「大学時代は自分自身の将来を模索する時期で、卒業時には重要な進路選択を迫られます。ご父母の皆さんにとってはいろいろ気になることがあると思いますが、昨今の不況を受け、大学では例年以上にサポートを強化しています」との話があり、「各学部から教員もたくさん参加しています。この機会に十分に意見交換していただいてお互いの理解が深まることを祈念します」と結ばれました。

〈学生生活および就職状況について〉
◆スケジュールや選考方法も含め、
 就職状況に重点を置いて説明

 就職状況の説明では、ご父母の時代とは違う点を理解していただくため、各種データを示しながら、就職活動のスケジュール、エントリーシート、ウェブ上でのテスト、グループディスカッションやグループワークといった試験内容も解説されました。企業、公務員、教員、進学のいずれの道を選ぶにしても、父母としては、まずは"そっと見守ってあげること"と"親の価値観を押しつけないこと"が大切との助言がありました。また、学生生活については、先頃、ソフトボール部が関東学生選手権で準優勝し、全国大会の出場権を獲得したことが報告されました。

〈東京理科大学の将来展望について〉
◆財務面は非常に安定、
 質の高い教育研究の環境の整備に努力

写真:将来展望について 本学の卒業生であり、学生時代はクラブ活動に励まれたという幡野 純理事が、大学を取り巻く状況について話されました。現在、私立大学の半数が定員割れしている中、本学は今春の入試で5万人の受験生を集め、教育研究の質を保証する上で重要な財務面も安定しており、格付け会社からは「AA-」の評価(7年連続)を得ています。また、企業等との受託研究や共同研究は、金額にして5年間で約2倍になっていることなどが報告され、最後に葛飾キャンパスのイメージ映像が上映されました。

〈分科会〉
◆学部別懇談会では、成績表を見ながら
 気になる点を個別に相談

 分科会は、学部別の就学履修懇談会、就職・進学に関する説明相談を行う就職懇談会、学生生活に関する説明相談を行う学生生活懇談会、そして、1年次のご父母を対象にした就学履修懇談会が実施されました。学部別の就学履修懇談会は、出席者が多いこともあり、教員とご父母が1対1で個別相談。2年次以上のご父母には受付時に成績表が渡されており、単位の修得状況や成績の良し悪し、就職、大学院への進学などについて、それぞれ気になる点を納得がいくまで熱心に説明を受けていました。
 個別相談の順番を待つ間、ご父母は会場内で配布資料に目を通されたり、ロビー等で他のご父母と歓談されたりしていました。
写真:分科会1"写真:分科会2

◆多くのご父母が、学部別懇談会と
 就職懇談会の両方に参加

 1年次のご父母対象の懇談会では、受付時に成績表ではなく履修登録状況が配布され、履修登録や単位のことを中心に基本的な就学説明がありました。
 就職懇談会と学生生活懇談会では、就職活動や学生生活で気がかりなことなど、具体的な相談に応じていました。懇談会は出入り自由で、進路決定を目前に控えた3年次のご父母ら、多くの方が学部別の懇談会と就職懇談会の両方に参加されていました。


2.福岡県支部編

 暑い日ざしが降り注ぐ7月31日(土)、福岡県支部の父母懇談会が九州最大の繁華街「天神」にある「福岡ガーデンパレス」で開催され、支部としてはこれまでで最も多い100名余りのご父母が出席されました。

〈学長挨拶〉
◆よき伝統と実績を土台に、
 国際的競争力を持った大学をめざす

写真:学長挨拶 全体会では最初に、今年1月1日に学長に就任された藤嶋 昭先生が挨拶されました。「本学は明治14年に東大出身の21名の若き理学士が創設した物理学校に始まり、現在まで延べ18万人の卒業生が全国各地で活躍しています」。藤嶋学長は、実力主義の伝統と実績のある素晴らしい大学であるとの思いを日々、強くされていて、このよき伝統はいまの在学生にも息づいているのを感じるそうです。「8学部すべて、新入生の最初の講義をさせていただきました。私が専門とする光触媒について講義を行ったのですが、一番驚いたのは、1,200名の理工学部の学生を対象にした講義で10名以上が質問したことです。あれだけ満員のところで質問をする姿に、学生たちの積極性を感じました」とのことで、その姿勢に応えて、さらによい大学にするべく尽力したいと話されました。
 さらに、「本学で一番有名な学問領域は火災科学です。今後は、他にも特徴的な分野を発展させ、国際的に活発な大学にしたいというのが私の夢であり、徐々に実現していきたいと思います」と決意を述べられました。

〈学生生活および就職状況について〉
◆厳選採用を行う企業側が重視する項目、
 求める人材を具体的に紹介

 昨今の厳しい経済状況から、ご父母の一番の関心事は就職であり、全体会では就職状況や就職活動の説明に多くの時間が割かれました。まず、今春の卒業生のデータをもとに就職状況を紹介。続いて、採用する側の企業と採用される側の学生の視点の違いが指摘されました。企業側は「人柄」「熱意」などを重視することや、コミュニケーション能力、問題解決能力のある人材、協調性、主体性、チャレンジ精神のある人材が求められているとの話に、出席者は熱心に耳を傾けていらっしゃいました。

〈東京理科大学の将来展望について〉
◆全入時代に生き残る大学づくりのための
 教育研究の成果や環境整備の状況を報告

写真:将来展望について 全体会の最後は、理事の幡野 純先生が大学の将来展望について話をされました。いまや大学は全入時代を迎えており、本学では安定した財政状況の下、特徴を生かした大学づくりを行う努力をしています。その一例として、さまざまな教育プログラムを掲げ、それがいろいろな研究拠点やプロジェクトの採択などの形で成果を上げていることが紹介されました。また、環境整備では、神楽坂キャンパスは既存の建物の耐震補強と内外装を行い、再構築をほぼ完了。新たに用地が取得された葛飾は公園の中に大学がある学園パーク型キャンパスになる予定で、設計会社が製作した基本設計の動画が紹介されました。

〈分科会〉
◆基礎工学部の分科会では
 質疑応答の時間も設けられた

 学部別の分科会は、ほとんどの学部が最初から1対1の個人面談形式で進められ、ご父母は前年度の成績表をもとに気になる点を先生方に相談されていました。また、基礎工学部の分科会では序盤、質疑応答の時間を設け、2年次に長万部から野田に移る際の部屋の探し方などを上の学年のご父母が経験談をもとにアドバイス。時には笑いがもれ、なごやかな雰囲気で話が進んでいました。
 就職懇談会では、3年生のご父母らが就職活動について真剣に相談されていました。
写真:分科会1"写真:分科会2

◆個人面談の合間にホッと一息入れる
 談話コーナーを設置

 福岡県支部では今回はじめて、分科会の会場があるロビーに談話コーナーを設置しました。他の方の面談が行われている会場は、どうしても気詰まりになりがち。そこで、順番を待つご父母たちが気軽に情報交換できるようにと、支部役員のアイディアで設置したものです。ロビーは美しい庭も見えることから、個人面談の前後、ご父母が代わる代わる分科会の会場から出てきて一息入れ、静かに談笑されていました。

kouyou_25.jpg

◆主な特集記事
 教育開発センター主催
  基礎能力育成セミナー【ベーシック】
 学生たちの活躍!
  東京理科大学サイエンスフェア学生企画 みらい研究室2010 〜科学へのトビラ〜
  座談会 みらい研究室実行委員会 〜ボクたちの挑戦〜

◆シリーズ企画
 大学院紹介
  大学院 総合科学技術経営研究科
 研究室訪問
  平木 多賀人 研究室[経営学部 経営学科]
 クラブ・サークルクローズアップ
  将棋部[神楽坂]

1 日 時
平成22年9月11日(土) 8:30〜 18:30

2 スケジュール
8:30 横浜駅近辺集合
 昼食「ほうとう小作」にて懇親会
 勝沼ワイナリ見学
 ブドウ狩りしながら「何でもしゃべろう会」
18:30 横浜駅着
(道路の混み具合により帰りの時間は遅れることもありますがご了承ください)

3 参加費
5,000円/1人 (バス代、食事代含む)


問い合わせ先:
東京理科大学 校友・父母支援室  tel:03-5228-8327

◆平成21年度 支部活動報告
【ご報告】1/16(土)神奈川県支部、「何でもしゃべろう会」を開催しました。

 今年でこうよう会活動は早くも6年目を迎えます。親が何でもしゃべれる会にと「何でもしゃべろう会」とつけましたが、1回目の神楽坂のお蕎麦屋さんから始まり鎌倉散策、横浜洋館めぐりと会を追うごとに参加人数が増えていきました。
 今年1月16日のしゃべろう会は皆様がより楽しく過ごして頂けるようにと「横浜港クルーズ」に決めました。食事付なので個人負担を心配しましたがJTBに相談し様々な交渉の努力の結果4千円の参加料で(横浜中華街ランチ→マリンタワー見学→豪華客船のクルーズのケーキ&バイキング)と盛り沢山なものとなりました。
 当日は混雑も予想され心配しましたが99名の参加にもかかわらず皆様時間厳守、移動も速やかで楽しく情報交換や話がはずんでいました、このしゃべろう会が皆様のつながりのお手伝いとなっていることを私は嬉しく思います。私自身はこのクルーズが支部長としての最後の仕事となりました。
役員になったきっかけは息子同士がサッカー仲間であった石神さんに偶然に総会受付で出会い誘われたからです。石神さんは任期途中胃癌で亡くなられましたが、私は彼女の遺志を継いで頑張ってきました。
 石神さんのお陰でこのこうよう会で、素晴らしい仲間に出会えた事を天国の彼女に報告したいと思うと同時に皆様もこうよう会ですてきな仲間を作ってほしいと願っています。

 次回しゃべろう会は、9月11日(土)開催予定です。
 山梨バスツアーを企画しておりますので、会員の皆様の参加を心よりお待ち申し上げます。


写真:下船後全員集合

◆平成22年度 支部活動報告
【ご報告】7/17(土)神奈川県支部、支部総会・父母懇談会・懇親会を開催しました。

 2010年7月17日(土)新横浜プリンスホテルに於いて理事長の塚本桓世先生、学長の藤嶋昭先生及び各学部教授にご来場頂き、神奈川県支部総会・父母懇談会・父母懇親会が開催されました。
 支部定期総会は2百名以上の父母が参加され、来賓の本部の小金井さん、前支部長の吉田さんのご挨拶から始まり、議案も無事承認され、その後新支部長高橋さんや役員の紹介で閉会となりました。
 父母懇談会は塚本理事長が理科大の現状や経営、葛飾新キャンパスについて。藤嶋学長は他大に比較して厳しい授業に対し真面目に取り組む学生達の事、著書である「科学も感動から」のお話。学生支援部担当課長の岡本様からは、採用企業の重視するポイントの詳しい話、公務員や大学院の試験や時期の説明がありました。その後、ブースに分かれて学部別の教授による個別の面談があり、自分の子供の成績をもとに具体的に詳しい相談に答えて頂き大変有意義でした。
 父母懇親会はパーティ形式で沢山の美味しい料理を楽しみながら、理事長や学長・教授達と共に父母の皆様も終始和やかな雰囲気に包まれていました。坂東流師範名取の坂東千乃先生の日本舞踊を愛でつつ、諸先生方の気さくなお人柄に触れておしゃべりの絶える間もなく親睦を深める事が出来ました。私(新支部役員を仰せつかりました)は今回初めて参加致しましたが、父母の皆様が大学の先生方と共に和気あいあいと歓談しているのをみて「こうよう会」の大切さを改めて感じました。

写真:支部総会写真:分科会 一年生向け説明会
写真:分科会 個人面談写真:懇親会 日本舞踊
写真:懇親会

◆平成22年度 支部活動報告
【ご報告】6/12(土)岡山県支部、支部総会・父母懇談会・懇親会を開催しました。

 支部総会にて、議案事項の承認・新役員の選出・参加者の自己紹介などが行われ、会の進行につれ共感したり感心したりと終始和やかな雰囲気のなか総会を終了いたしました。
 父母懇談会では15名の教職員の方々より、就職について詳しく説明をお伺いしたり、大学の現状等についてご説明いただき、父母からの質問にも丁寧に応じていただきました。
 更に、個人懇談では学生生活や履修関係のことなど、我が子の成績表を前に普段心配していることを先生に直接うかがうことが出来ました。また、懇親会では岡山名物の黄ニラ寿司やサワラのタタキをいただき皆さんで堪能し、ちょぴり東京理科大学が近くなった1日でした。

◆平成22年度 支部活動報告
【ご報告】6/27(日)滋賀県支部・京都府支部、支部総会・父母懇談会・懇親会を開催しました。

 京都特有の夏の蒸し暑い雨の日の6月27日(日)、平成22年度滋賀県・京都府支部総会ならびに父母懇談会・懇親会が開催され、滋賀県8名、京都府16名の参加のもと、大学からは、幡野理事をはじめ大島薬学部長、理学部1部、2部、工学部2部、理工学部、基礎工学部の先生方、職員の方、理窓会から横山滋賀県支部長、田中京都府支部長がおいでくださり、盛況に開催することができました。
 大学側、幡野理事からは、これからの東京理科大学の在り方についてお話いただき、金町キャンパスのSD映像を見せていただきました。就職課の方からは、昨今の就職困難期において、企業の学生に欲するポイントと学生のアピールポイントの違い等や、理科大生の公務員、教員合格率の高いこと等をパワーポイントを使用してわかりやすくお話いただきました。特に個別懇談会・分科会では、就職のブースは大盛況で、ご父母の感心の高さがうかがわれました。
 懇親会では、保護者の方と先生方、職員の方、また、はじめてお会いになった保護者の方同士が会場のあちらこちらで談笑され、賑やかで和やかな雰囲気で、改めて大学と父母会、そして同窓会との強い絆を認識いたしました。
 また、お料理も京都の夏野菜を使ったものやハモなど、季節を感じるお料理に大島薬学部長様のご挨拶でもご紹介いただきましたように皆様に満足していただけたようです。最後に、7月24日琵琶湖で開催される「鳥人間コンテスト」について、本部大川副会長、理窓会横山滋賀支部長より、神楽坂キャンパス「チーム鳥科」出場に伴う応援依頼があり、盛況のうちに終了しました。

支部総会全体会
全体会懇親会
懇親会

1 日 時
平成22年7月24日(土)
11:00ごろ〜18:00ごろ (滑空機部門開始予定時間 〜 滑空機部門終了予測時間)

2 場 所
滋賀県 彦根市 松原水泳場

3 集合場所
公共交通機関にてお越しの方は、JR彦根駅西口に11時に集合してください。タクシー乗り合わせにより会場への移動を予定しています。
現地(彦根市松原の東端、矢倉川の橋の手元にテントを設置)に直接お越しいただいても結構です。

4 滑空開始時間
東京理科大学鳥人間サークル-鳥科(浩洋No.18で紹介)のフライト開始時間はまったく予測できません。応援の集合時刻は多少余裕をみていますが、遅れないようお越しください。
尚、24日が悪天候などの場合は7月25日に延期となる可能性もあります。

5 参加費
無料


問い合わせ先:
東京理科大学 校友・父母支援室  tel:03-5228-8327


*近畿の他府県の会員の方のご参加もお待ちしています。
 詳細や申し込み方法については、校友・父母支援室までお問い合わせください。

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