2014年5月アーカイブ

事業報告 (平成25年度)

1.父母懇談会の運営
 平成25年度の父母懇談会は、こうよう会各支部の主催で6月上旬から7月下旬にかけて全国41箇所で実施し、約2,900名のご父母が出席した。

2.広報事業
(1) 会報「浩洋」を年4回(4月、7月、10月、1月)発行し、東京理科大学報と共に全学部学生の父母に送付した。内容については従来からの連載企画を継続し、教育・研究の現状を記事にするだけでなく、「懸賞論文の受賞作」「就職等学生の体験談」「課外活動及び地域貢献」等、学生の活躍を大きく取り上げた。また各支部からの「会員寄稿」など身近な話題を多く盛り込み、充実を図った。
(2) 平成25年4月9日(火)の入学式で、こうよう会のリーフレットを配布するとともに、新入生父母に「浩洋」4月号にて同封し送付した。
(3) こうよう会ホームページで各種行事等の案内を中心にリアルタイムな情報を提供した。
3.奨学事業
 平成25年度は、「東京理科大学こうよう会奨学金規程」に基づき、1件の支援をした。

4.教育研究活動等への支援
(1) 施設等拡充助成金
当初助成する予定であったが、平成25年度の助成を見合わせ、父母懇談会の運営を充実させる経費として転用した。
(2) 学生教養講座助成金
学生の教養の向上と豊かな人格形成に貢献すべく、東京理科大学からの要請に基づき、今年度、葛飾キャンパス講義棟2階に新たに設置した「葛飾新書文庫」の書籍購入、神楽坂キャンパス8号館地下1階に設置されている「塚本・藤嶋新書文庫」の書籍購入、及び野田キャンパスのカナル会館2階に設置されている「こうよう会新書文庫」の書籍購入に対して助成した。 
5.課外活動等への支援
(1) 課外活動等特別助成金
平成25年度は、28の学生団体から応募があり、選考した結果、以下の団体に助成した。
【団 体】
神楽坂地区理大祭実行委員会、野田地区理大祭実行委員会、久喜地区理大祭実行委員会、葛飾地区理大祭実行委員会、体育祭実行委員会、Mice、水泳部(Ⅰ部神楽坂)、剣道部(Ⅰ部神楽坂)、スキー部(Ⅰ部神楽坂)、スキー部(Ⅰ部野田)、ソフトボール部(Ⅰ部野田)、ハンドボール部(Ⅰ部野田)、東京理科大学管弦楽団、鳥人間サークル-鳥科、Y's lab、弓道部(Ⅰ部神楽坂)、アイスホッケー部(Ⅰ部神楽坂)、硬式野球部(Ⅰ部神楽坂)、アメリカンフットボール部(Ⅰ部野田)、吹奏楽部(Ⅰ部野田)、和太鼓サークル、混声合唱団、映画研究部、モダンジャズグループ、神楽坂吹奏楽団、ゴルフ部(Ⅰ部野田)、AIRCRAFT MAKERS、スキー部(Ⅱ部神楽坂)
(2) 懸賞論文募集事業
懸賞論文は、「情報・経済・文化のグローバル化と我が国の進む道」をテーマに募集を行い、全学から43編の応募があった。
論文の審査には、こうよう会常任役員から選出された4名の懸賞論文審査委員の他、東京理科大学からこうよう会担当理事の池北 雅彦 教授(こうよう会副会長)、学生支援センター長(旧学生部長)の小向得 優 教授(こうよう会教職員幹事)があたり、常任役員会の承認を経て、最優秀賞1名、優秀賞6名、奨励賞6名を選出した。
表彰式は、平成25年10月27日(日)に葛飾キャンパスにおいて挙行された。 なお、最優秀賞及び優秀賞論文は、「浩洋」1月号に全文を掲載し、奨励賞論文は、論文要旨を掲載した。
6.就職・進学についての支援
 東京理科大学が実施するキャリア支援の後押しを行うべく、大学からの申請に基づき、以下の助成をした。
(1) キャリア形成支援助成金
「2014東京理科大学就職活動ハンドブック」(東京理科大学版就活手帳)の作成費用を助成するとともに、配布対象者である学部3年生に対し11月初旬の就職活動スタート時のガイダンスにおいて配布した。
(2) 資格試験・講座助成金
  ① 平成25年度TOEIC受験料補助
平成25年12月に東京理科大学で実施しているTOEICテスト受験者263名に対し一人あたり受験料の半額相当を補助した。
  ② 短期双方向留学派遣学生旅費補助
海外の指定校等に対し、本学学生を24名派遣し、学生の国際交流活動を促進した。その際一人あたりの渡航費の半額相当を補助した。
  ③ 春季英語村実施
学生に外国人との英語によるコミュニケーションを持つ機会をもうけ、本学学生50人に対し、プログラム参加費を補助した。
  ④ 英語e-Learningシステムバージョンアップ
学生への英語教育機会を広め、授業プラスアルファの教育効果向上を図るため、全学生が同時に使用できるようにシステムをバージョンアップした際の費用の一部を助成した。
7.入学・卒業記念品の贈呈
 平成25年度卒業生に対し「名刺入れ及び大学名入りボールペン」を贈呈し、 平成26年度入学生に対し「校歌・応援歌のCD」を贈呈した。

8.本部主催行事の開催
 平成25年度は、前年度に引き続き、本部行事として特別講演会を実施した。
(1) 特別講演会(北関東地区)
特別講演会(北関東地区)は、平成25年10月19日(土)に、栃木県宇都宮市の「ホテルニューイタヤ」において、理窓会の協力を得て、以下のとおり開催した。
①講 演
  講演者:藤嶋 昭 東京理科大学 学長
  演  題:「身近な科学に感動し、良書を沢山読もう」
②講 演
  講演者:増渕 忠行 氏 東京理科大学 理窓会 副会長、神栄サービス㈱社長
  演  題:「東京理科大学と私。過去、現在、そしてこれから」
③参加者数   :71名
(2) 特別講演会(中国・四国地区)
特別講演会(中国・四国地区)は、平成25年12月7日(土)に、広島県広島市の「KKRホテル広島」において、理窓会の協力を得て、以下のとおり開催した。
①講 演
  講演者:藤嶋 昭 東京理科大学 学長
  演  題:「身近な科学に感動し、良書を沢山読もう」
②講 演
  講演者:菅 康宏 氏 マツダ株式会社 技術本部 車体技術部長
  演  題:「マツダのモノ造り革新とグローバル生産」
③参加者数   :72名
9.支部活動
 各支部において役員会、支部総会及び講演会等、支部主催の活動が開催された。
支部主催行事で実施された講演会等には、東京理科大学から延べ62名の教職員が講演者として参加した。

【支部主催行事】
平成25年
6月: 北海道支部(YOSAKOIソーラン祭りの応援)
8月: 北海道支部(長万部キャンパスイベント)
徳島県支部(阿波踊りサークル学生との懇談懇親会)
9月: 栃木県支部(葛飾キャンパス見学会)
群馬県支部(葛飾キャンパス見学会)
広島県支部(講演会)
香川県支部(講演会)
10月: 愛媛県支部(就職・進学説明会)
大分県支部(講演会・懇談会)
山口県支部(講演会)
宮城県支部(講演会)
千葉県支部(就職・進学懇談会)
神奈川県支部(秋の何でもしゃべろう会)
佐賀県支部(講演会)
青森県支部(講演会・懇談会)
宮崎県支部(特別講演会)
11月: 山形県支部(講演会)
埼玉県支部(就職・進学懇談会)
富山県支部(就職懇談会)
岩手県支部(大学祭・講演会・キャンパス見学会)
茨城県支部(講演会)
岐阜県支部(講演会及び就職・進学懇談会)
長野県支部(進学・就職講演会)
長崎県支部(就職・進学懇談会)
東京都支部(就職・進学懇談会)
徳島県支部(就職・進学説明会)
東海地区合同(葛飾キャンパス見学会)
石川県支部(講演会及び就職・進学懇談会)
岩手県支部(講演会)
秋田県支部(講演会及び就職・進学説明会)
高知県支部、岩手県支部(講演会及び就職・進学説明会)
12月: 山梨県支部(講演会及び就職・進学説明会)
北海道支部(父母セミナー就職・進学講演会)
千葉県支部(野田キャンパス父母交流会&見学会)
東京都支部(東京タワーと浅草隅田川下り)
三重県支部(講演会・懇親会)
熊本県支部(就職講演会)
静岡県支部(講演会)
岡山県支部(大原美術館見学&なんでもしゃべろう会)
平成26年  
1月: 新潟県支部(講演会)
2月: 鹿児島支部(講演会・懇親会)
兵庫県支部(講演会)
京都府支部、滋賀県支部(合同支部行事 講演・懇談会)
3月: 大阪府支部、奈良県支部、和歌山県支部(合同支部行事 講演会)
福岡県支部(講演会)
沖縄県支部(講演会)
神奈川県支部(春の何でもしゃべろう会)
埼玉県支部(懇親バスツアー(房総))
富山県支部(懇談会)

10.会議の開催
(1)総会
  平成24年 5月18日(土) ホテルグランドパレス

(2)常任役員会
第1回 平成25年05月25日(土) PORTA神楽坂 7階 第3会議室
第2回 平成25年08月03日(土) PORTA神楽坂 7階 第3会議室
第3回 平成25年10月12日(土) PORTA神楽坂 7階 第3会議室
第4回 平成26年01月25日(土) PORTA神楽坂 7階 第3会議室
第5回 平成26年02月22日(土) PORTA神楽坂 7階 第3会議室
第6回 平成26年04月12日(土) PORTA神楽坂 7階 第3会議室
第7回 平成26年05月17日(土) ホテルグランドパレス 3階 芙蓉の間

(3)役員会
第1回 平成25年08月03日(土) PORTA神楽坂 5階 P51教室
第2回 平成25年10月27日(日) 葛飾キャンパス 講義棟 3階 311教室
第3回 平成26年 5月 17日(土) ホテルグランドパレス 3階 松の間

(4)支部長会
  平成25年 8月 3日(土) PORTA神楽坂 5階 P51教室

(5)その他
 HCD企画実行部会のこうよう会部会として、9回の会議に出席した。

11.設立10周年記念行事への積み立て
 平成26年にこうよう会が設立10周年を迎えることから、記念事業に向けての予算積み立てをした。

12.東日本大震災の被災学生への支援
 東京理科大学が東日本大震災の被災学生に対する支援を継続することに賛同し、被災学生の救援支援を目的とした「東日本大震災被災学生支援給付制奨学金」制度の原資に充てていただくための寄付をした。
 なお、平成25年7月19日(金)に、東京理科大学神楽坂校舎において、こうよう会からは会長を始めとした本部役員と学校法人東京理科大学理事長及び東京理科大学維持会会長が出席し、目録の贈呈式が執り行われた。

13.大学院父母のこうよう会への正会員としての加入について
 父母懇談会にて、アンケート形式による加入希望について調査を行い、700名の回答の内410名加入希望との回答があった。

14.その他
 東京理科大学が実施するキャリア支援の後押しを行うべく、大学からの申請に基づき、以下の助成をした。
(1) TUSフォーラム関西の開催
平成25年11月30日(土) シティープラザ大阪にて、大学と共催してTUSフォーラム関西を実施した。
(2) 理窓会倶楽部に団体加盟し、ご父母の方が会員として理窓会倶楽部 (PORTA 神楽坂 6階)を利用できるようにした。


以上 

平成26年度 父母懇談会(日程・会場一覧)

事業計画(平成26年度)

 本会は、会則第3条の目的を達するために第4条に掲げる事業の充実を図りつつも、継続して実施してきたところである。
 本年度の事業計画においては、こうよう会正会員として大学院生の父母にも加入していただくことにより組織の拡大を図る。また前年度に引き続き、本会と大学が一体となって東日本大震災において被災された学生、父母の方々への支援策を推進し、父母の最大の関心ごとであるご子女の就職・大学院進学への支援の充実を図る。
 その他、従来からの事業については、本部主催行事の継続と、支部活動のさらなる内容の充実を図る。
 以下、項目別に記載する。

1.父母懇談会の運営
 平成26年度の父母懇談会は、こうよう会主催で別掲のとおり、全国46支部41会場で開催予定である。なお、従来、徴収していた懇親会費1,000円を平成26年度は無料とする。

2.広報事業
(1) 会報「浩洋」を年4回(4月、7月、10月、1月)発行し、東京理科大学学報と共に全学部学生の父母に送付する。
 「浩洋」には、教育・研究の現状や、学生生活、就職状況等の大学からの情報を掲載するとともに、「支部だより」や「会員寄稿」の充実を図り、会員相互のコミュニケーションの場としても活用する。また、「就職体験談」など身近な話題を盛り込み、より親しみやすい会報とする。
(2) こうよう会ホームページの一層の活用を図り、特に各種支部行事等の案内などのリアルタイムな情報を提供する。
(3) 東京理科大学報や東京理科大学ホームページなどの東京理科大学広報媒体にこうよう会の記事掲載を依頼し、こうよう会活動のより一層のPRに努める。
(4) 平成26年4月9日(水)の入学式で、こうよう会のリーフレットを配布するとともに、新入生の父母へ「浩洋」4月号に同封し送付する。
3.奨学事業
 家計急変により経済的に修学が困難となり、かつ学業継続の見込みのある学生を支援するため、東京理科大学家計急変奨学金(給付制)に助成する。

4.教育研究活動への支援
 大学が企画した学生を対象とした教養講座や講演会及び各キャンパスにおける新書文庫に対し助成し、以って学生の教養の向上と豊かな人格形成に貢献する。

5.課外活動への支援
 学生の課外活動、研究活動において、こうよう会が支援することにより大学の栄誉を高める可能性があると期待できる団体、個人を公募し、支援する。また、理大祭、体育祭などの全学行事にも支援する。

6.就職・進学についての支援
 学生を取り巻く就職・進学状況は経済活動の低下により引き続き注意を払う必要があることから、大学が実施するキャリア支援の後押しを行うべく、大学側からの提案や理窓会の協力を得て、大学で企画制作したキャリアガイドブック等の作成や、キャリア支援に係る講座実施への助成などをすることで、学生の就職・進学について支援を行う。

7.国際化に対応すべく英語力向上のための支援
 大学が実施する学生の教育における国際化の後押しとして、TOEIC IP受験料や、留学のための費用等、英語力向上のための助成を行い、就職、進学等にも役立つよう支援する。

8.入学・卒業記念品の贈呈
 平成26年度卒業生及び平成27年度入学生に対し、記念品を贈呈する。

9.本部主催行事の実施
 講演会を主として、平成26年度(札幌、福岡)以降引き続き実施する。
(1) 本部主催行事に大学の教職員などの出席を依頼し交流を深める。
(2) 本部主催の行事に大学や理窓会等への協賛を呼びかけるなど、父母と大学、父母と卒業生との連携を促進する。
10.支部活動の実施
 父母相互の親睦を深め、また教育研究活動、学生生活及び学生の進路選択への理解を得る行事として講演会や見学会等を支部毎に企画運営し、支部主催行事として実施する。
 さらに、副会長選出の地区ごとに、支部間の親睦や活性化のための新たな活動費を設け、積極的な交流を推進する。
(1) 支部主催の行事に大学の教職員などの出席を依頼し交流を深める。
(2) 支部主催の行事に理窓会関係者を招くなど、父母と卒業生との連携を促進する。
11.会議の開催
 こうよう会の円滑な運営を行うために会議を開催する。
(1)定期総会
(2)役員会
(3)常任役員会
(4)支部長会(全国)
(5)支部総会
(6)支部役員会
会則第14条の規定に基づく支部長会
12.設立10周年記念行事の実施
 平成26年度にこうよう会が設立10周年を迎えることから、12月6日(土)に葛飾キャンパスにおいて記念行事を行う。

13.東日本大震災の被災学生への支援
 大学が継続する東日本大震災の被災学生に対する支援に賛同し、「被災学生支援給付制奨学金」の原資のための寄付を行う。
 また、子女が学費全額免除となった会員については、父母会費を免除する。

14.その他
(1)大学と共催してTUSフォーラム関西を開催する。
(2)理窓会倶楽部へ会員として団体加盟する。
以上 

平成16年5月29日 制定
平成18年5月20日 改正
平成19年5月19日 改正
平成20年5月17日 改正
平成22年5月15日 改正
平成23年5月15日 改正
平成25年5月18日 改正
平成26年5月17日 改正

(名称)
第1条
本会は、東京理科大学こうよう会と称する。

(本部及び支部)
第2条
本会は、本部を東京理科大学(以下「大学」という。)内に置き、全国各地に支部を置くものとする。

(目的)
第3条
本会は、学生の父母及び大学との密接な連携を図り、学生が充実した学園生活を送ることができるよう種々の事業を行うとともに、大学における教育事業の振興を支援し、あわせて会員相互の親睦を深めることにより、大学の発展及び向上に資することを目的とする。

(事業)
第4条
本会は、前条に掲げる目的を達成するために次の事業を行う。
(1)学生の学業、学生生活に関し大学と父母との連絡を図る事業
(2)学生の福利厚生の助成に関する事業
(3)学生の経済援助に関する事業
(4)教職員と父母との懇談会開催に関する事業
(5)会報を発行し大学との連携を図る事業
(6)その他本会の目的達成に必要な事業

(会員)
第5条
本会は、次の会員をもって組織する。
(1)正会員 学部学生及び大学院学生の父母又はこれに代わる者
(2)特別会員 大学教職員
(3)賛助会員 子女が在籍しなくなった正会員のうち本会の趣旨に賛同する者

(会費)
第6条
正会員及び賛助会員は、次のとおり年会費を納入するものとする。
(1)正会員 1万円
(2)賛助会員 3千円
2 前項第1号に掲げる年会費は、複数の子女が同時に大学の学部又は大学院に
  在籍する場合においても、1万円とし、当該正会員は当該年度内に申請した場合は、
  1名分の会費を除いて返還を受けることができるものとする。

(役員)
第7条
本会に次の役員を置く。
(1)会長    1人
(2))副会長    13人以内
(3)会計    2人
(4)監査役    2人
(5)教職員幹事    5人以上
(6)支部長
2 会長は、必要により副会長のうちから会長代行を委嘱することができる。

(役員の選出及び解任)
第8条
会長、副会長、会計及び監査役は、会員(賛助会員は除く。)のうちから選出し、総会の承認を得なければならない。ただし、次項により選出された特別会員については、会長が承認し、総会に報告するものとする。なお、補欠による後任者については、会長の承認を得ることにより代理を選出することができる。
2 副会長1人、会計1人は、特別会員の中から学校法人東京理科大学理事長
  (以下「理事長」という。)が選出する。
3 教職員幹事は、特別会員のうちから理事長が選任する。
4 支部長は、正会員のうちから各支部より選出し、会長が委嘱する。
5役員が、規約に違反したとき又は本会の名誉を傷つける行為をしたときは、支部長においては支部の意見を聞き、役員会にて過半数の同意により解任することができる。

(役員の職務及び任期)
第9条
役員の職務は、次のとおりとする。
(1)会長は、本会を代表し、会務を統括する。
(2)副会長は、会長を補佐し、会長に事故のあるときはその職務を代理する。
(3)会計は、本会の会計事務を行う。
(4)監査役は、本会の会務及び会計を監査する。
(5)教職員幹事は、特別会員より選出された副会長を補佐し、会務にあたる。
(6)支部長は支部を掌握し、本部と緊密に連絡を行う。
2 会長の任期は1年(選任された総会から次の総会まで)とし、
  通算して3年以内であれば再任を妨げない。
  ただし、補欠による後任者の任期は、前任者の残任期間とする。
3 会長を除く本部役員の任期は1年(選任された総会から次の総会まで)とし、
  再任を妨げない。
  ただし、補欠による後任者の任期は、前任者の残任期間とする。
4 支部長の任期は1年(選任された支部総会から翌年度の支部総会まで)とし、
  再任を妨げない。

(参与及び顧問)
第10条
本会に参与及び顧問を置くことができる。
2 参与は、大学の学部長をもってこれに充てる。
3 顧問は、会長が必要に応じ委嘱する。
4 参与及び顧問は、本会の運営について会長の諮問に応じ、
  総会、役員会に出席して意見を述べることができる。

(総会)
第11条
総会は、会長が年1回招集し、次の事項を審議する。
(1)予算及び決算に関する事項
(2)事業計画に関する事項
(3)役員の承認に関する事項
(4)会則の改廃に関する事項
(5)その他重要事項
2 会長は、総会において議長となる。
3 総会の議事は、出席した会員の過半数をもって決する。
4 第1項の規定にかかわらず、会長が必要と認めたときは、臨時総会を招集すること
  ができる。
5第1項の規定にかかわらず、会員総数の5分の1以上から招集の請求があった場合には、会長は、その請求があった日から1箇月以内に臨時総会を招集しなければならない。

(役員会)
第12条
役員会は、役員及び第13条第2項に規定する常任役員(以下、本条において「役員」という。)をもって構成し、会長が常任役員会の同意の下、必要に応じ招集する。
2 役員会は、総会への提案など会務運営の基本に関する事項その他の必要な事項を
  審議する。
3 会長は、役員会において議長となる。
4 役員会における議事は、出席した役員の過半数をもって決する。

(常任役員会)
第13条
常任役員会は次の役員をもって組織し、役員会への提案事項の審議、総会における決定事項の執行及び父母会に係る日常業務を執り行う。
(1)会長
(2)副会長のうち正会員より選出した者     
(3)会計                 
(4)教職員幹事のうち理事長が指名する者  
2 前項に規定する役員のほかに、常任役員会の同意の下、2名まで常任役員として
  加えることができる。
3 常任役員会の運営については、常任役員会において定める。

(支部長会)
第14条
会長は必要に応じ、支部長会を招集することができる。

(経費)
第15条
本会の経費は、会費、寄附金その他の収益金をもってこれに充てる。

(会計年度)
第16条
本会の会計年度は、毎年4月1日から翌年3月31日までとする。

(会則の改廃)
第17条
この会則の改廃については、総会の決議を経なければならない。

附 則
この会則は、平成16年5月29日から施行し、平成16年4月1日から適用する。

附 則
この会則は、平成18年5月20日から施行する。

附 則
この会則は、平成19年5月19日から施行する。

附 則
この会則は、平成20年5月17日から施行する。

附 則
この会則は、平成22年5月15日から施行する。

附 則
この会則は、平成23年5月15日から施行する。

附 則
この会則は、平成25年5月18日から施行する。

附 則
この会則は、平成26年5月17日から施行し、平成26年4月1日から適用する。

平成26年度 東京理科大学こうよう会 定期総会

 5月17日(土)、平成26年度こうよう会定期総会を東京・九段下のホテルグランドパレスにて開催しました。今年度は全国から約600名もの会員が参加され、大学からも多数の教職員にご列席いただきました。平成25年度の事業報告及び収支決算報告、平成26年度の事業計画及び収支予算、会則の改正、平成26年度役員が承認されました。

 こうよう会は、平成16年度の発足から10年を迎えました。冒頭、挨拶に立った矢島尊会長からは、従来の活動を継承しつつ、奨学金の見直し、地域活動費の新設、学生の国際化への援助、大学院生のご父母の正会員化など、多くの事業の見直しを実施した旨の報告があり、こうよう会の発展に向け、会員の理解と協力を求めました。
 来賓挨拶(中根滋理事長、藤嶋昭学長)に引き続き、総会では5つの議案が審議されました。

定期総会の様子 定期総会の様子
 第1号議案は、「平成25年度事業報告及び収支決算報告」。父母懇談会の運営、教育研究活動等への支援、就職・進学についての支援、本部主催行事の開催、設立10周年記念行事への積み立て、東日本大震災の被災学生への支援など14項目の事業内容と収支決算が報告されました。教育研究活動等への支援である施設等拡充助成金は、当初は助成予定でしたがそれを見合わせ、父母懇談会の運営を充実させる経費として転用したこと。学生教養講座助成金として大学からの要請により、葛飾キャンパス「葛飾新書文庫」、神楽坂キャンパス「塚本・藤嶋新書文庫」、野田キャンパス「こうよう会新書文庫」の書籍購入に助成したこと。就職・進学についての支援として大学からの申請に基づき、TOEIC®受験料、短期双方向留学派遣学生旅費、春季英語村参加費を補助し、英語e-Learningシステムバージョンアップ費用を助成したこと。本部主催行事として特別講演会を開催したこと。東日本大震災の被災学生への支援の継続に賛同し、「東日本大震災被災学生支援給付制奨学金」制度の原資に充当する寄付をしたこと。父母懇談会にて大学院父母の正会員としての加入希望アンケートを実施したことなどの報告があり、すべて原案どおり承認されました。

定期総会の様子 定期総会の様子

 第2号議案は、「平成26年度事業計画(案)及び収支決算(案)」。前年度に引き続き、こうよう会と大学が一体となって東日本大震災の被災学生とその父母への支援を行うこと。大学院生の父母の正会員化による組織の拡大を図るとともに、支部活動を充実させることが中心項目として示されました。新項目には、「国際化に対応すべく英語力向上のための支援」「こうよう会設立10周年記念行事の実施」などが加わりました。予算案では、施設等拡充助成金を今年度は廃止。従来の就職・進学支援助成金がキャリア形成支援助成金に、従来の資格試験・講座助成金が国際化対応支援助成金に項目変更されました。さらに、設立10周年記念行事の積立が平成25 年度に完了した報告があり、すべて原案どおり承認されました。

 第3号議案は、「会則の改正」。主な改正点は、大学院生の父母をこうよう会正会員とすること。役員の解任を明記し、同時に任期を明確にした点など、すべて原案どおり承認されました。

 第4号議案は、「平成26年度役員選出」。矢島会長の再任と新役員の選出が承認され、平成26年度の本部役員が紹介されました。代表して挨拶した矢島会長は、10年間のこうよう会の活動に対し、歴代役員、会員、東京理科大学関係者への感謝と今後の抱負を述べ、会員の理解と協力、今年度は懇親会参加費が無料となる父母懇談会への積極的な参加を呼びかけました。

 最後に、維持会を代表して森野義男会長から「東日本大震災被災学生支援給付制奨学金」制度への寄付に対する感謝が述べられました。
 定期総会終了後は、講師に秋山仁先生(東京理科大学総合教育機構 理数教育研究センター長、近代科学資料館長)をお迎えして、「得手に帆あげて、理大港、いざ出航!」と題した記念講演会が開催され、多くの会員が聴講しました。

会長挨拶

こうよう会会長 矢島 尊東京理科大学こうよう会 会長
矢島 尊


 こうよう会会員の皆さま、暑中お見舞い申し上げます。平素はこうよう会活動に深いご理解とご協力を賜り、厚くお礼を申し上げます。
 このたび、平成26年度こうよう会定期総会において役員改選が行われ、昨年度に引き続き、私が会長を務めさせていただくことになりました。今日までこうよう会の発展の歩みを支えてこられた歴代役員の皆さま方に心から感謝を申し上げます。
 歴代役員の皆さま方、会員の皆さま方、大学関係者の方々のご尽力のおかげで、こうよう会は設立から丸10年となりました。12月には設立10周年記念行事を葛飾キャンパスで予定しており、会員の皆さまのご参加を心からお待ちしています。
 こうよう会は、学生の父母と大学教職員からなる父母会組織です。世の中がめざましく変化していくなか、大学全入時代を迎え、学生を取り巻く環境は、年々厳しい状況になっています。このような行く先不透明な時代において、学生の充実した学園生活を応援するため、大学との密接な連携を図り、情報交換がしやすい環境を作るため、そして、父母同士が懇親を深めあうために誕生した組織です。全国各地での父母懇談会開催をはじめ、本部主催行事の開催、全国46支部の活動、会報の発行、奨学金の給付、学生の課外活動の助成、昨年度からは国際化対応助成を行っています。また、多くの方々のご要望に応え、今年度から、大学院生の保証人の皆さまも正会員に加入できるようになりました。今後、ますます活動の場を広げていければと思っています。
 こうよう会活動のなかでも特に父母懇談会は、教育・研究・就職情報などに関して、先生や職員の方々と直接コミュニケーションを交わすことができ、父母同士の情報交換ができる貴重な機会となっています。今年度は、懇親会参加費も無料とさせていただきました。
 私は会長として2 年目になりますが、これまでの歴史を継承しつつ、皆さま方からのご意見・ご要望を伺いながら、より良い組織として前進していきたいと考えています。卒業生からなる理窓会とも連携を深め、会員同士が楽しく、仲良くコミュニケーションをとりあうことで、学生たちがより良い学園生活を送ることができ、それにより、東京理科大学がより素晴らしい大学となることを祈っております。役員一同、これからも頑張ってまいりますので、何とぞご指導・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

◆平成25年度 支部活動報告
【ご報告】3/22(土)埼玉県支部「懇親バスツアー(房総)」を開催しました。

○開催日  平成26年3月22日(土)
○参加人数 こうよう会会員26名(23世帯)
        理窓会(同窓会)会員1名
○内 容
 房総方面へのバスツアー
 <コース>
  南浦和駅→サッポロビール千葉工場見学→道楽園「ばんごや本店」にて昼食→
  鋸山・日本寺散策→海ほたる→南浦和駅

○報 告
 埼玉県支部としては、初めてのバスツアー。お天気に恵まれて春の穏やかな一日を過ごしました。ただ三連休の中日だったため、道路の渋滞があり帰着が予定より遅れましたが、その分、参加者同士交流を深めることができました。

【自己紹介】川口PA〜ビール工場
 一人ずつ自己紹介。前半渋滞もなく一気に葛西ジャンクション。全員が終わらない?と心配しましたが、その後渋滞があり、全員がちょうど終わったところで到着となりました。

【サッポロビール千葉工場見学】
 ビールの製造工程を見学し、テイスティングルームにて缶ビールのおいしい注ぎ方「3度注ぎ」の実演を受け、板垣支部長が実際に体験しました。なめらかな泡のおいしいビールを試飲しました。

【グループトーク1】ビール工場〜市原SA
 支部長+9名の母親がサロン席に移動して、ご子女の話で盛り上がりました。

【グループトーク2】市原SA〜道楽園
 支部長+11名の母親がサロン席に移動、今回は理工学部が集まりました。こちらも大盛況でした。


サロンスペースでのグループトークの様子

【道楽園「ばんごや本店」にて昼食】
 昼食は、海鮮丼・浜焼き・エビあおさ汁のセット。浜焼きでは、目の前でサザエが焼けていく音と匂いも楽しみました。このころには、今日が初対面とは思えないくらい各テーブル会話も弾んでの食事となりました。
 また、食後に名産のびわを使ったびわソフトクリームを食べている方もいました。

【グループトーク3】道楽園〜鋸山
 支部長+5名の父親+理窓会(東京理科大学のOB)の男性陣がサロン席に集合しました。時間は短かったですが、熱心にOBに質問する父親の姿が見られました。

【鋸山・日本寺散策】
 ロープウェイで一気に山頂駅へ。360度パノラマの壮大な景色に感動!そう、埼玉県民は海を見ると感動するのです。急な階段が多かったのですが、百尺観音や地獄のぞきなど、個々の体力に合わせて散策しました。


日本寺入口での集合写真

【レクレーションタイム】鋸山〜海ほたる〜南浦和
 海ほたるPAまでは渋滞しましたが、その間ビンゴゲーム、クイズ、ジャンケン大会などで過ごしました。
 海ほたるPAでは小腹が空いた人は軽食を、名物のメロンパンやあさりまんを買い求め、その後はDVD鑑賞、お休みタイムで南浦和まで帰ってきました。

《会員へのメッセージ》
 埼玉県支部初めてのバスツアーでしたが、事故やケガ等、トラブルもなく、皆様にお楽しみいただけました。これからもご父母の皆様にとって有意義な催しを企画してまいります。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

《アンケート集計結果》
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