【支部活動報告】神奈川県支部「大人の社会科見学　横須賀近代産業遺産めぐり」

◆2024年度 支部活動報告
【ご報告】3/15 (土) 「こうよう会神奈川県支部「大人の社会科見学　横須賀近代産業遺産めぐり」を開催しました。

〇開催日　　　２０２５年３月１５日（土）
〇参加人数　　正会員・賛助会員のうち支部役員　ご父母 35名（23世帯）

2024年度神奈川県支部第3回支部行事として、「大人の社会科見学　横須賀近代産業遺産めぐり」を開催いたしました。案内人には横須賀市自然・人文博物館の亀井泰治先生をお迎えし、ペリー来航から日本の近代化の歴史に関する解説をいただきながら、横須賀市内の近代化遺産を見学いたしました。　

① ヴェルニー公園・ティボディエ邸　
　 対岸に旧横須賀製鉄所を望みながら、日本の開国直後、造船技術をはじめとする異国の工業技術が横須賀に伝播し、日本の近代化が進展した経緯について、亀井先生よりご説明いただきました。明治時代に建造された造船所が、現在も米海軍基地として使用されていることに、皆さん感銘を受けていらっしゃいました。また、旧横須賀製鉄所内にあった西洋館を復元した「ティボディエ邸」では、日本に初めて導入された西洋の建築技術などを学ぶことができました。

② YOKOSUKA軍港めぐり
　約45分間のクルーズを楽しみました。停泊中の米軍艦などを海面近くから間近に見ることができ、圧巻でした。

③  昼食（横須賀ビールにて）
　明治時代、軍人の栄養食として作られていたカレーを再現した「横須賀海軍カレー」を楽しみました。会員同士の会話も弾み、楽しいひとときとなりました。

④  記念艦三笠
世界三大記念艦の一つである三笠を見学しました。日露戦争で実際に使用された軍艦で、重厚な船体は圧倒的な存在感があり、戦争の壮絶さと当時の兵士の思いを偲ばせます。

⑤ 浦賀ドック
　明治時代に建造されたレンガ造りのドライドックを見学しました。亀井先生から、ペリー来航を契機に浦賀ドックが建造された経緯や、当時の造船技術について説明を受けました。あいにくの雨でしたが、濡れたレンガは浦賀ドックの表情を際立たせていました。

≪会員へのメッセージ≫
この度は、横須賀近代産業遺産めぐりにご参加いただき、誠にありがとうございました。
イベントは、募集開始直後に定員に達し、関係者一同、大変嬉しく存じます。ご参加いただけなかった皆様には、深くお詫び申し上げます。
当日は、ハードなスケジュールに加え、真冬を思わせる寒さ、さらに途中より大雨に見舞われましたが、皆様のご協力のおかげをもちまして、無事行程を終えることができました。また、アンケートにおきましても、高評価を多くいただき、関係者一同、大変嬉しく存じます。
2025年度の支部行事にも、ぜひご参加ください。