【支部活動報告】兵庫県支部「講演会及び就職・進学説明会」

◆平成28年度 支部活動報告
【ご報告】 1/15 (日) 兵庫県支部
「講演会及び就職・進学説明会」を開催しました。

○開催日 平成29年1月15日 (日)
○開催場所 神戸国際会館 (兵庫県神戸市)
○内 容
  (1) 講演会
   講師:東京理科大学 理学部第一部 物理学科 川村 康文 教授
  (2) 就職・進学説明会
   講師:東京理科大学 学生支援部 部長 小林 秀至 様
  (3) 懇親会
○参加人数
 正会員・賛助会員 20名 (17世帯)
 大学教職員 2名
○ 報告
 平成29年1月15日(日)、兵庫県支部行事「講演会及び就職・進学説明会」を開催いたしました。今回、参加された方には、学部ごとに着席いただき、近くに着席された方と共通の話題でお話しいただけたらと考えました。
 講演会では、東京理科大学 理学部第一部 物理学科 川村 康文 教授をお迎えし「サイエンス・コミュニケーションが開く夢」と題してのご講演をいただきました。メディアでも活躍されていらっしゃる先生は、その裏話もユーモアを交えてお話し下さいました。二酸化炭素と空気の比較で、実験器具を用いて温室効果を数値として出し、グラフ化して二酸化炭素による温室効果を示されたお話や、シリコン系電池ではなく、ハイビスカスの花のポリフェノールで染色した色素増感電池のお話など、多岐にわたってご説明くださいました。また、風の吹く方向に関係なく少しの風で静かに回るサボニウス型風車風力発電のお話など、先生の意外な失敗談なども交えて楽しくご講演くださいました。
 就職・進学説明会では、学生支援部 小林 秀至 部長をお迎えし、校章にもあるように1881年(明治14年)、明治9年廃刀令が出て間もない時代に「理学の普及をもって国運発展の基礎とする」理念のもと、教育と研究を重視し、実力を備えた学生のみ卒業できた歴史や、留年という今も続く流れがあるというお話からはじめられ、心ならずも留年する理由はいろいろあることや、留年の理由が心身の病気などの事案に対しては、各キャンパスにカウンセラーが常駐しているためご相談下さいとのご説明でした。就職については、学生数3000人以上の大学における就職率全国第1位、国家公務員総合職合格者数ランキングは文系も含め全国第12位という輝かしい実績であり、また3年以内の離職率も大変低いとのことを聞かせていただき、大学の支援と先輩方の残された軌跡に感謝しつつ、これから就活を始める学生にもエールを送りたいと思います。
 講演会も就職・進学説明会のお話も、講演を聞くというスタイルではなく、ご参加の父母からも活発に質問や意見が出る一体感のある会となりました。
 懇親会は、川村教授の乾杯で始まり、テーブルが二つに分かれていましたが、各々のテーブルで終始和やかに歓談できた会となりました。
 当日の神戸は、六甲おろしが吹き、時々雪の舞う寒い日で、雪による交通機関の乱れがあるにもかかわらず、お忙しい中ご参加くださった川村教授、小林部長、ご父母の皆様、本当に有難うございました。役員一同感謝の気持ちでいっぱいです。今後ともよろしくお願い致します。

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≪会員へのメッセージ≫
 兵庫県支部では、支部行事から大学の情報や学生たちの様子を知っていただき、また色々な相談が直接できる貴重な機会をご提供し、会員相互が楽しく親睦を深め、情報交換できる場を持ちたいと考えています。是非、会員の皆様のご参加をお待ちしております。