【地域活動報告】近畿地域行事「講演会」《近畿支部各支部(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)》

◆平成23年度 近畿地域各支部(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)活動報告
【ご報告】1/22(日)近畿地域行事「講演会」を開催しました。

 ○講 師 : 東京理科大学総合研究機構 辻 孝 教授
 ○演 題 : 次世代再生医療としての機能的な器官再生

 ご講演いただいた辻 孝 教授は、「革新的な医療」を理念に掲げ、生命科学の研究領域の中でも、「臓器置換再生医療」の実現と、「高付加価値型バイオ医療品」の創出を重点研究プロジェクトとして位置づけ研究を行われています。
 先生の再生歯を組み立てる「器官原基法」に関する研究が、東京理科大学における特に優れた研究として、平成22年12月8日に「平成22年度 学校法人東京理科大学 優秀研究者賞特別賞」として表彰されており、また、7月13日付けの新聞各紙において先生の研究成果が海外を含めたメディアに一斉に報じられたことも皆様のご記憶に新しいことかと存じます。
 講演では、先生が専門とする次世代再生医療としての「歯の再生」「毛髪の再生」を中心に最新の研究成果について、ご講演いただきました。
 今回、先生にご講演いただきましたのは、平成21年度の本部行事でのご講演が非常にすばらしく、是非近畿地域の会員にも紹介したいとの意見があり、実施されたものであります。
 今回の講演会では、2年前の研究よりもかなり進展した内容が報告され、「歯の再生」「毛髪の再生」が現実のものになったことを実感されられるとともに、先生の研究が、日本の新たな産業創出にも繋がることが期待される内容でした。
 懇親会には、辻先生、船木会長も参加され、近畿地域の会員と親睦を図っていただきました。会員からは、「東京理科大学でこのような研究をされているとは知らなかった。」「是非、他の先生にも研究内容をご講演いただきたい。」との意見をいただきました。

《支部から会員へのメッセージ》
 今後も、こうよう会近畿地域では、各支部での活動に加え、地域の活動を行うことにより、会員の皆様のご要望にお応えするとともに、会員間の親睦を深めていきたいと考えております。