【支部活動報告】岡山県支部「講演会」《岡山県支部》

◆平成23年度 支部活動報告
【ご報告】11/5(土)岡山県支部「講演会」を開催しました。

 ①講演会
  講 師:学生支援部 学生課(野田) 島田 義夫 課長

 学生支援部の紹介に続いて、理科大生が社会人として大きく成長するために必要なことを語ってくださいました。"知・心・体"の中でも特に"心"について思いやり、勇気、決断力を養うこと、そのためにクラブ活動への参加、年上の人や社会人との交流を深め敬語を使用すること、吉田松陰の言葉より『立志・読書・択友』を引用してお話しくださいました。また、音読の効用さらには心の三大栄養素などを解説いただきました。

 ②講演会
  講 師:総合研究機構 坂口 謙吾 教授

 癌の放射線療法と新型放射線増感剤SQAGと題してわかりやすく説明していただきました。理科大発の制癌剤SQAGの発見の経緯そしてこの薬の特徴について詳しくお話しくださいました。癌の90%を占める固形がんに効果があり副作用が少ないこと、また、癌に集まる性質があるため、造影剤としても使用でき、放射線の治療効果を高めることもできるそうです。今後は、薬や放射線など複合化し治療することが必要であると話され、多くの理科系学科を複合して研究を進められるのは理科大だからできると語られました。

《支部から会員へのメッセージ》
 とても楽しく、有意義な時間を過ごせました。理窓会岡山支部からも4名参加いただきました。次回、会員皆様多数のご参加をお待ちしております。