【支部活動報告】東京都支部「秋山仁教授講演会」

◆平成27年度 支部活動報告
【ご報告】11/7(土)東京都支部「秋山仁教授講演会」を開催しました。

○開催日 平成27年11月7日(土)
○開催場所 東京理科大学 神楽坂キャンパス
○参加人数
 正会員・賛助会員 181名
 こうよう会本部役員 2名(矢島 尊 会長、梅原 たまき 副会長(東京))
 大学教職員 3名

○内 容
 15:00~16:30 講演会
 講演者:東京理科大学 教育支援機構 理数教育研究センター長
       近代科学資料館長 秋山 仁 教授
 演 題:デッカイ夢さえあれば何とかなるさ

○報 告
 東京都支部の秋のイベントとして、日本を代表する数学者で、東京理科大学 教育支援機構 理数教育研究センター長、近代科学資料館長、秋山仁教授の講演会が開催されました。
 11月7日(土)あいにくの曇天の中ではありましたが、11号館地下2階大教室に181名の東京都支部会員が集い、秋山教授のユーモアにあふれた滋味たっぷりのご講演を94分にわたりじっくり堪能しました。
 ご自身の大学生活や大学院ご入学時のご苦労を抱腹絶倒の語り口で振り返られた後、当時全く新しいグラフ理論の先駆者として苦心惨憺の研究生活をわかりやすくかつ面白おかしく話される中で、誰もやっていない研究にチャレンジし、深い鉱脈をもつ新しい分野を開くことが研究者として目指すべき道であること、かつ、自分にしかできない定理をつくることがご自身の天職であると喝破されました。
 理科大自体についても巷で言われるところの「実力主義」を「やればできるようになる、やらねば奈落」と表現され、理大生各人が自分の定理を打ち立てるよう、親の方からもサポートをするようアドバイスをいただきました。
 講演後の懇親会には約60名の父母が参加され、秋山教授を囲んで楽しいひと時をすごされました。
 秋山先生にはご歓談、写真撮影にお気軽に応じて頂いたのみならず、パートナーの方とアコーデオンの演奏をご披露いただくサプライズまでご用意いただき、参加者一同にすばらしいひと時を贈っていただきました。楽しいご講演のみならず、サービス精神満点ですばらしいお時間を創りあげられ、それをシェアさせていただくことのできた、思い出深いイベントとなりました。

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