【支部活動報告】高知県支部「講演会及び就職・進学説明会」
◆平成27年度 支部活動報告
【ご報告】11/28(土)高知県支部「講演会及び就職・進学説明会」を開催しました。
○開催日 平成27年11月28日(土)
○開催場所 ホテル日航高知 旭ロイヤル(高知市)
○参加人数
正会員・賛助会員 10名(9世帯)
大学教職員 2名
理窓会(同窓会) 2名
○報 告
(1)就職・進学説明会
講師:石川 港太郎 様(学生支援課<野田>)
昨今の就職・進学を取り巻く状況を数々のデータや事例を交えてご説明いただきました。企業活動のグローバル化、求められる人物像、採用選考の動向、また、学生支援課キャリアセンターの就職支援プログラムの活用や学生へのアドバイス、父母としてのサポートなどを伺うことができ大変参考になりました。
(2)講演会
講師:小林 宏 教授(東京理科大学 工学部第一部 機械工学科)
テーマ:「実用的なロボットシステムの開発」
マッスルスーツがメディア等で紹介されロボット開発分野でご活躍の小林宏先生にご講演いただきました。
東京理科大学発ベンチャー企業<株式会社イノフィス>を起業され、マッキベン型人工筋肉による着用型筋力補助装置「マッスルスーツ」(イノフィスの登録商標)をはじめ歩行補助装置「アクティブ歩行器」、人間と同じような豊かな表情と声でコミュニケーション可能な「アンドロイドロボットSAYA」、高齢者の誤嚥を防ぐため嚥下動作のメカニズムの解明を目指す「嚥下ロボット」、寝たきりの方の立ち上がり歩行を可能にする自立支援装置など数々の研究開発をわかりやすくご説明いただきました。一生寝たきりと言われ何年も歩いておられない方がアクティブ歩行器による訓練で次第に自力で歩行できるようになって行く動画には、参加者みな感動し人を幸せにする研究ということを実感しました。
当日はマッスルスーツをご用意いただき、参加者も体験させていただきました。簡単に着用でき軽々と重い物を持ち上げるさまに感嘆の声や拍手が上がりました。また最新型マッスルスーツのご説明もしていただきました。
「生きている限り自立した生活ができること」の研究理念のもと、肉体的な負担と共に精神的な負担からの解放の実現を目指される小林先生の研究はまさに「人間支援システムの研究開発」でありその実用化が待ち望まれていると感じる講演でした。
(3)懇親会
講師のお二人とともに理窓会高知県支部から刈谷様、岩川様(東京物理学校ご卒業)がご出席下さり、窓越しに<龍馬も泳いだ鏡川>を眺めながら和やかで楽しい席となりました。
≪会員へのメッセージ≫
支部行事は講師の先生から直接お話を伺え最新の情報を得ることができ、また会員相互の情報交換・親睦を通してお子様の今を知ることができるまたとない機会です。「支部総会・父母懇談会」と合わせまして、今後も高知県支部の皆さまのご参加、ご協力をよろしくお願いいたします。