【支部活動報告】富山県支部「講演会」

◆平成28年度 支部活動報告
【ご報告】 11/12 (土) 富山県支部 「講演会」を開催しました。

○開催日 平成28年11月12日 (土)
○開催場所 OARKSカナルパークホテル (富山県富山市)
○内 容 (1) 支部企画「東京理科大学工学部機械工学科 小林 宏 教授 講演会」 (2) 懇親会
○参加人数
 正会員・賛助会員 17名(14世帯)
 こうよう会本部役員 1名(右井 博幸 副会長 (甲信越北陸地区))
 大学教員  1名
○ 報告
(1)講演会
   演題:
実用的なロボットシステムの開発と事業化
   講師:東京理科大学工学部機械工学科 小林 宏 教授
 小林教授ご自身も現在、大学受験を控えたお子様がいらっしゃるそうで、私たちと同じ、親としての立場や思いからお話いただき、和やかな雰囲気で講演会が始まりました。
 マスメディア等で頻繁にその活躍を取り上げられているマッスルスーツの開発者である先生は、「動けない人を動けるようにする」・「生きている限り、自立した生活を実現する」というコンセプトを根幹に、体の動きを補助しながら肉体的・精神的負担を補う装置の開発をされていらっしゃいます。2015年から提供が開始された歩行補助装置「アクティブ歩行器」の説明では、臨床試験で要介護の方が装置を使用した訓練により自立歩行が可能となるまでの動画とともに解説をいただき、「1人ひとりが尊厳を持って生きていけるようになる、人の役に立つモノづくりを目指したい」という、先生の精神に感銘を受けました。
 この後、希望者が実際にマッスルスーツを装着して、その機能を体感していただくとともに質疑応答の時間を設けましたが、参加者から積極的な質問や感想が飛び交い、予定していた時間が足りないほどでした。大学側のご支援によりこのような学びの機会を得て、大変充実した時間を過ごすことができたと参加者から感想をいただきました。
 (2)懇親会
 各学年のご父母にご参加いただき、懇親会を開催しました。今回は4年生のご父母が多かったことから、大学院進学あるいは就職に関して、情報交換の良い機会となりました。一人一人ひな壇にてご挨拶と親の思いや子供の様子などを語っていただき、共感したり感心したりなど、終始大いに笑った賑やかな会となりました。
 皆さま、ありがとうございました。

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