【支部活動報告】神奈川県支部「大人の社会科見学 平日ツアー 神奈川の味力を再発見!!」
◆2025年度 支部活動報告
【ご報告】9/17 (水) 神奈川県支部「大人の社会科見学 平日ツアー 神奈川の味力を再発見!!」 を開催しました。
〇開催日 2025年9月17日(水)
〇参加人数 正会員・賛助会員のうちご父母 30名(20世帯) 役員6名
2025年度神奈川県支部第1回支部行事として、「神奈川の味力を再発見!!」と題して、神奈川県を代表する食品企業2社の見学をいたしました。崎陽軒の横浜工場ではシウマイとお弁当、キリンビールの横浜工場では一番搾りのビールの製造工程の見学をし、試食・試飲もさせてもらいました。見学させてもらったのは、それぞれの企業の主力製品の製造工程です。キリンビール横浜工場では、工場内のビアホールでの歓談会も実施いたしました。
1.崎陽軒横浜工場
ビデオでの崎陽軒の歴史、シウマイの開発史などを視聴してから、見学に移りました。崎陽軒においてはシューマイという一般的な呼称と異なり、初代社長の訛りや語中に「旨い」が入ることを起源としてシウマイと発音・記述されること、「冷めてもおいしい」を目標に様々な材料を試行錯誤で選りすぐったこと、その後の拡販の歴史などの説明を受けました。実際の見学は、案内者に従い三班に分かれ、シウマイの工程を材料の製造から梱包まで見学しましたが、シウマイの製造ラインは、ほぼ自動化されておりました。その後、お弁当の製造ラインの見学に移りましたが、こちらは材料作りから梱包までほぼ人手でなされており、対照的な製造工程でした。見学の最後に試食コーナーに移り、出来立てのシウマイ、崎陽軒のお弁当の中でも好評で単独での販売の依頼もある筍煮などを試食さてもらいました。記念写真撮影後にお土産コーナーに移動して、10時半に一端解散し、キリンビール横浜工場までは自由移動時間となりました。ここは、工場見学の予約が難しい場所として知られ、アンケートにもその旨を評価される会員が多く、企画者一同は非常に嬉しく思いました。
ビデオ学習の様子
試食コーナーにて
試食品
崎陽軒横浜工場にて集合写真
2.キリンビール横浜工場
エントランスに再集合したのち、製品展示場や記念撮影場を経て、シアタールームでビデオ学習から始まりました。明治維新にも関わったことで有名な英国人グラバーも関係したビール事業の立ち上げ、震災を経て横浜市中区山手から同鶴見区生麦への事業移管、美味しいビールの味の追求、そして一番搾りの開発までを勉強させてもらった後、見学に移りました。最初に麦芽の味やホップの香りを体験させてもらい、麦汁工程の後は一番搾りと二番絞り麦汁の試飲でコクの違いを実感し、その後は、発酵・熟成、空缶洗浄とビール注入、ビール缶を外箱に梱包する工程まで見学しました。最後には、試飲コーナーで、一番搾り、ラガービール、黒ビールを試飲させてもらいました。
一連の見学の後は、敷地内のビアホールに移動して、サラダ定食をいただきつつ、90分ほど7テーブルに分かれて歓談し、試飲させてもらったアルコールの効果もあって同じ大学に子弟を通わせる親御さん同士で大いに懇親を深めました。こちらも工場見学場所として有名で、アンケートではビールの美味しさなどを評価する多くの声が寄せられました。
麦芽の味とホップの香り体験
一番搾り、二番絞り麦汁の試飲
ビアホールでの歓談会
≪会員へのメッセージ≫
この度は、「神奈川の味力を再発見!!」にご参加いただき、誠にありがとうございました。
本イベントは、募集開始直後に定員に達し、関係者一同、大変嬉しく存じます。ご参加いただけなかった皆様には、深くお詫び申し上げます。
当日は、早い時間の集合に加え、酷暑の中の移動などがございましたが、皆様のご協力のおかげをもちまして、無事行程を終えることができました。また、アンケートにおきましても、高評価を多くいただき、関係者一同、大変嬉しく存じます。
神奈川県支部では、2025年度第2回以降の行事も計画しておりますので、ぜひご参加ください。
集合写真