【支部活動報告】千葉県支部「関陽児教授によるフィールドワークin神楽坂」
◆2025年度 支部活動報告
【ご報告】2025/11/22 (土) 千葉県支部「関陽児教授によるフィールドワークin神楽坂」を開催しました。
〇開催日 2025年11月22日(土)
〇参加人数 正会員・現支部役員の賛助会員 ご父母39名(24世帯)、役員9名
企画概要
2025年11月22日(土)に、『関陽児教授によるフィールドワークin神楽坂』を開催いたしました。午前の部と午後の部の二部構成で実施し、多数の参加者にご来場いただきました。
本フィールドワークでは、東京理科大学 教養教育研究所 野田キャンパス教養部 関陽児教授にご案内いただき、普段何気なく通り過ぎる街の景色の裏に潜む、地形の起伏や地質の成り立ち、そしてそれがどのように都市の営みや歴史に深く関わってきたかを、実際に歩きながら体感することを目的としました。
当日の様子とフィールドワークの学び
当日は、晩秋の紅葉も楽しめる心地よい天候に恵まれ、参加者の皆様は熱心に教授の解説に耳を傾けていました。
<午前の部の方達と、近代科学資料館前にて集合写真、ここからスタートです>
フィールドワークは、集合場所から始まり、市ヶ谷フィッシングセンターや防衛省といった場所を巡りながら、外濠沿いの地形や歴史を紐解く濃密な2時間となりました。
<外濠についてお話を伺いました。水質改善計画があるそうです>
東京都街並みが持つ趣や歴史の重みを、足元の地形から読み解くという新たな視点は、多くの参加者にとって新鮮な体験となりました。
<市谷亀岡八幡宮にて、急坂の近くに切り通しができる理由を伺いました>
関教授は、その知識の豊富さとユーモアあふれる語り口で、時には芸能や一般の話題も交えながら、難しい専門的なお話も分かりやすい言葉に置き換えて解説してくださいました。
<荒木町の窪地におりるところ>
参加者からは「あっという間の2時間だった」「先生の情熱とパワフルさに感動した」との声が寄せられるなど、その熱意が深く心に響いたことがうかがえます。
<突如現れた池、津の守辯財天>
<あるアニメで有名な須賀神社にて、この地域の歴史を伺いました>
参加者の声(抜粋)
今回の企画は、参加者の皆様、そして運営にあたった役員にとっても、大変有意義なものとなりました。
「とても良い企画でした」「大変面白かったです」といった企画全体の評価に加え、特に学びの深さに対する喜びの声が多く寄せられました。参加者からは、「地理と歴史が結びつく面白さを体感し、大変勉強になった」「地形が歴史に大きく関わっていることを実感できた」など、深い理解につながったというご感想をいただきました。
また、本企画は「リアルブラタモリのようだった」と大変ご好評をいただき、「資料も興味深く作成されており、新たな気づきも多々あってありがたかった」といった声も寄せられています。自分一人ではなかなか歩けない道や、気になっていても詳しく調べられなかった地域の歴史を、専門家の解説とともに探索できたことに、高い満足度を示していただきました。
役員からも、「街の中を地形、地質、歴史という多角的な視点で歩くのは初めてで、非常に楽しかった」という声や、「これまで何気なく通り過ぎていた外濠などを、非常に興味深く探索できた」といった感想が挙がっており、主催者側も改めて街の魅力を再発見することができました。
結び
「説明が分かりやすく、また参加したい」「他の場所も行ってみたい」という継続を強く望むお声を多数頂戴いたしました。皆様からの温かいご期待に応えられるよう、こうした学びの機会を提供できる企画を、今後も継続して行ってまいりたいと考えております。
≪会員へのメッセージ≫
ご参加いただいた皆様、そして、知識と情熱をもって終日ご案内くださった関教授に心より感謝申し上げます。
これからも、皆様に喜んでいただけるような行事を企画致します。
ぜひ、ご参加いただきたく、よろしくお願い申し上げます。
<午前の部の方達と、迎賓館前にて集合写真、お疲れ様でした>
<午後の部の方達と、迎賓館前にて集合写真、お疲れ様でした>