【支部活動報告】長崎県支部「東京理科大学教授講演会「長崎県端島の建築群調査 ~理科大生と軍艦島に学ぶ」」
◆2025年度 支部活動報告
【ご報告】2025/11/23 (日) 長崎県支部「東京理科大学教授講演会「長崎県端島の建築群調査 ~理科大生と軍艦島に学ぶ」を開催しました。
〇開催日 2025年11月23日(日)
〇参加人数 正会員・現支部役員の賛助会員 ご父母4名(2世帯)、役員4名
長崎県支部では、東京理科大学創域理工学部建築学科の兼松学教授をお招きし、講演会を開催しました。長崎市内にある端島、通称軍艦島は、2015年、島内の一部が「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の一つとして世界遺産に登録されました。兼松教授は、この登録の約4年前より、長崎市の依頼を受けた日本建築学会の調査団の一員として、鉄筋コンクリートの耐久性の専門家の立場で、この島の構造物の適正な保全の可能性を見極めるべく調査活動に参加しておられます。教授からは、その調査の概要、島内の現状等を、360度カメラでの撮影映像も駆使しながら解説いただきました。出席者は、観光では立ち入りできない場所の映像をも目にする体験ができました。調査には学生達も熱心に参加しており、初期に参加した学生の中には、今や企業の重要な立場で引き続き調査に参加している人もいるとのことでした。
講演後は、兼松教授を囲んで長崎県支部会員との茶話会を実施しました。長崎県支部会員からは、調査活動や軍艦島の現状、今後について様々に質問させていただき、兼松教授からは一つ一つ丁寧にご説明いただきました。兼松教授からは、調査に関わる面白い話もたくさんしていただき、お陰様で大変楽しい行事となりました。
≪会員へのメッセージ≫
今回参加できなかった長崎県支部の皆様、次回は是非ご出席下さい。
