【支部活動報告】兵庫県支部「講演会及び就職・進学説明会」

◆平成29年度 支部活動報告
【ご報告】 1/13 (土) 兵庫県支部 「講演会及び就職・進学説明会」を開催しました。

○開催日 平成30年1月13日 (土)
○開催場所 神戸国際会館セミナーハウス (兵庫県 神戸市)
○内 容
(1)講演会
   理工学部建築学科 教授 山名 善之 様
    「世界遺産《ル・コルビジェの建築作品ー近代建築運動への顕著な貢献》
      登録への長い道のり」
(2)就職・進学説明会
   学生支援部長 小林 秀至 様
(3)懇親会
○参加人数
 正会員・賛助会員 27名(25世帯)
 こうよう会本部役員 1名(辻 操 副会長(近畿地区))
 大学教職員 2名
 理窓会(同窓会)  1名
○報 告
・講演会:理工学部建築学科 教授 山名 善之 様
  「世界遺産《ル・コルビジェの建築作品ー近代建築運動への顕著な貢献》
    登録への長い道のり」
 ル・コルビジェは 近代建築運動の主要な創立者の一人として世界に認められた人物です。その功績は鉄筋コンクリートの技術を駆使し、ピロティや屋上庭園、横長窓等を有する新しい建築法を創造したということです。宗教を超えた自由さが多くの国に受け入れられ、弟子達により建築されました。そして、日本は特に強く影響を受けたとのことです。高度成長期に増産された団地がその象徴です。兵庫県に実存するル・コルビジェ様式の公共建築物も紹介していただきました。ル・コルビジェ自身が設計したのは、外側への増築可能な国立西洋美術館ですが、これもそもそもは神戸の松方コレクションを収めるための建物だったそうです。
 山名先生は、ル・コルビジェの作品群を文化財レベルから世界遺産に登録するために、東京理科大学の多くの研究者の協力のもと、15年間活動されました。このように、著名な建築家ル・コルビジェを身近に感じられることで、私たちは終始前のめりで聴講していた次第です。
 さらには、理窓会兵庫県会長の宮宅雄二様からも、建築家としての質問がありました。

・進学就職説明会:学生支援課部長 小林 秀至 様
 進学の関門制度や大学院進学・就職活動の時期的注意点など、現実に即した説明をしていただきました。学生・保護者全ての悩み事をよろず相談室が受けとめてくださることも教えていただきました。

・懇親会
 山名先生と小林部長は温かく保護者とお話しくださり、さまざまな相談事にも答えて下さいました。本当に楽しいひとときでした。心より感謝申し上げます。

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≪会員へのメッセージ≫
 多職種の経験豊富な保護者が集うことで、尽きることなく有意義な情報交換ができました。このような体験を、より多くの保護者の方々にも楽しんでいただきたいと思います。
 次回の支部行事を、また楽しみにお待ちください。