【地区活動報告】北関東地区合同行事 野田キャンパスツアー「堂脇清志教授講演会とスペースシステム創造研究センター見学」
◆2024年度 支部活動報告
【ご報告】12/15(日) 北関東地区合同行事 野田キャンパスツアー「堂脇清志教授講演会とスペースシステム創造研究センター見学」を開催しました。
〇開催日 2024年12月15日(日)
〇参加人数 正会員・現支部役員の賛助会員 ご父母66名(55世帯)
大学教員 5名 大学職員 2名 SSI学生 7名
群馬・栃木・茨城県支部合同にて、野田キャンパスツアー「堂脇清志教授講演会とスペースシステム創造研究センター見学」を開催しました。創域理工学部長 堂脇清志教授による「水素を利用して、地域社会からSDGsを実践しよう」の講演、カナル会館学食での支部交流昼食会、スペースシステム創造研究センター見学と盛りだくさんの一日となりました。
堂脇清志先生は、環境影響を俯瞰的に評価するライフサイクルアセスメント(LCA)により、横断的な再生可能エネルギーの研究開発と社会実装を目指すライフサイクルエンジニアリングの第一人者であり、バイオマス資源から水素を製造して燃料電池アプリケーションに応用する技術の社会実装についてご講演下さりました。エコバックなど身近な例からLCAをわかりやすく説明され、研究と教育についての情熱的なお話に会員の皆さんは熱心に聞き入っていました。理大生は現場で体感して自分は何をするか目標が明確になるととても強く、自信を持って未来を創っていくから、保護者の皆様は安心して支援をというお話に、会員からは子女が理科大に入学して本当に良かった、ぜひ家族や友人にも伝えたいという声が聞かれました。
1.堂脇清志教授 講演会「水素を利用して、地域社会からSDGsを実践しよう」 | |
2.堂脇清志教授とご一緒に |
支部交流昼食会では、学部・学科ごとのテーブルで、お弁当と北関東のご当地お菓子を楽しみながら、会員同士の情報交換と親睦を深めることができました。
3.支部交流昼食会 学部学科別グループで何でもしゃべろう、北関東ご当地お菓子もどうぞ |
午後はスペースシステム創造研究センター(SSI)を見学しました。7号館6階の綺麗な講堂で、センター長である創域理工学部 木村真一教授のご講話があり、宇宙居住技術の重要性が増す中、SSIでは宇宙を目指すことで地上を幸せにする地上と宇宙のDual開発で研究を進めていることが紹介されました。
4.スペースシステム創造研究センターの皆さん、お世話になりました |
その後、4つのグループで研究室を見学しました。
宇宙居住(木村教授)月面居住モジュールや空気浄化システム、カメラなどの研究
(高久助教と学生)宇宙環境を模した環境での実験と実験装置の紹介
宇宙放射線(幸村教授)イメージセンサーの活用(太陽フレア観測、宇宙望遠鏡、がん治療)
スペースフィットネス(柳田教授)宇宙での健康維持、無重力環境下のトレーニングの研究
5.宇宙居住 月面居住モジュールの快適性 | 6.宇宙環境を模した実験でデブリの動作予測 |
7.宇宙放射線の研究 がん治療への活用 | 8.スペースフィットネスの体験 |
会員の皆様は終始楽しんだ様子で積極的に質問や体験もされ、充実した見学会となりました。アンケートでは遠い宇宙が身近に感じたというコメントもあり、学生たちが宇宙をテーマに夢をもって地上にも役立つ研究をしていることを実感できて、好評でした。
堂脇先生、木村先生をはじめ、今回の行事にご協力を頂きました先生方と学生、職員の皆様に心より御礼申し上げます。
≪会員へのメッセージ≫
北関東地区 群馬・栃木・茨城県支部は、子女の通う大学のことや最新の就職・進学事情をもっと知りたい、学部学科が同じ会員同士で情報交換をしたいという皆様のご要望にお答えする行事を開催しております。今後も皆様にとって魅力ある行事を企画しますので、ご参加をお待ちしております。
行事の企画・運営や役員間の交流に興味がおありの方も大歓迎です。校友・父母支援課へご連絡頂くか、支部総会等の行事にて支部役員にお声かけ下さい。