【支部活動報告】神奈川県支部・群馬県支部合同 就職進学懇談会《神奈川県支部、群馬県支部》
◆平成22年度 支部活動報告
【ご報告】2/26(土)神奈川県支部・群馬県支部合同「就職進学懇談会」を実施しました。
厳しい就職状況が展開される中、神楽坂校舎にて約300名ものご父母の参加がありました。
■全体会
(1)講演①
岡本 哲 担当課長(学生支援部)より、「就職情報とネットによる就活に集中する傾向が顕著であるが、そこに掲載されていなくても専門分野で優良な確かな技術力のある企業もあるので早めに自ら会社研究をして選択肢を広げてほしい」等、お話ししていただきました。
(2)講演②
兼子 雅人 様(株式会社アクセスヒューマネクスト)より、親子で考える就活実践講座として、「就活は自分のプレゼンテーション能力を高めることも大切な要素であり、自己分析して自らを表現する努力をしてほしい。親は、自分の視点と子どもの気持ちをふまえて、思いやりのあるポジティブな言葉かけをしてください」等、具体的アドバイスと質疑応答がありました。
■分科会
①民間企業
岡本 哲 担当課長による概要説明の後、学生3名による就職体験談
②公務員
藤代 友紀 様(就職課)による概要説明の後、学生3名による就職体験談
③教職
坂本 功 講師(教職課程指導室)による概要説明
④大学院進学
池北 雅彦 教授(理工学部応用生物科学科)による概要説明の後、
学生1名ずつによる大学院進学の体験談と大学院進学後の就職活動体験談
分野別でしたが、どの教室でも教職員や学生の丁寧に熱く語ってくださる姿勢に感動し、心を傾けて聞き入るご父母の姿が見られました。講演した学生たちは、マニュアル本に頼らず、足を使ってOB訪問をし、自分の言葉で表現するための努力を惜しまなかったようです。大変有意義な時間を過ごしていただけたのではないかと思います。
●支部から会員へのメッセージ
神奈川県支部・群馬県支部合同の就職進学懇談会へのご参加ありがとうございました。今回は、支部行事始まって以来の300名を超える皆さまにお集まりいただき、会員の方々の就職や進学への関心の高さがうかがえました。
アンケートにもご協力いただき、今後改善していく課題もみつかったと思います。全体的には圧倒的に賛同意見が多く、毎年企画して欲しいというご意見も複数いただきました。
その後大震災があり、就職状況も変わってきたかと思いますが、今後とも会員の皆さまのご要望にお応えした支部行事をめざしてまいります。ご理解とご協力をよろしくお願い致します。
また、最後になりましたが群馬県支部の皆様には大変お世話になりました。ご協力に深く感謝致します。
●参加者の感想
・理学部4年生 岩田様ご夫妻
昨年7月の総会に参加した際にこうよう会の活動を知り、今回も参加しました。全体会ではどういう人材をとるのか、事情もよく分かり参考になりました。分科会では大学院進学に参加しました。先生の具体的なお話が聞けて、またデータがいただけて良かったです。理科大は学生の面倒みがいい大学だと実感しました。また、学生さんもしっかりしていると感心しました。
・工学部機械工学科1年生 林様ご夫妻
就職が厳しい時代のいま、現状はどんな様子か気になり、また親の立場として、自分が文系出身なので理系の就職活動とはどういうものなのか知りたくて参加しました。全体会ではやはりそうなのか...と、現状を再認識できました。分科会はふたりで手分けして大学院進学と民間企業に参加しました。大学院進学は学生の説明が分かりやすく、また先生のお話が具体的で、ズバリ本音トークで伺え、非常に良かったです。民間企業では学生3名の方の充実した内容にすべてメモを取りながら聞いていました。
・理工学部2年生 反町様、群馬県支部長の石川様
全体会の兼子さんのお話は、実際にお子さまが理科大でいらしたとのことで、とてもリアルなお話が聞けて良かったです。エントリーシートの書き方など読み易い字で書くなど基本的なところが大切なのだと改めて感じました。分科会では大学院進学へ参加しましたが池北教授のお話がとても楽しく、普段、さぞ楽しい授業をなさっていらっしゃるのだろうと感じました。学生さん2名のお話では、試験対策の話がやとても詳しく、メモをとってしまうほど参考になる分かりやすく楽しいお話でした。参加して良かったです。