【支部活動報告】岩手県支部「講演会」《岩手県支部》

◆平成23年度 支部活動報告
【ご報告】11/26(土)岩手県支部「講演会」を開催しました。

 ○講 師:理工学部 応用生物科学科 菅原 二三男 教授
 ○演 題:抗がん剤について

 前段は、私たちこうよう会の父母向けに、菅原先生の研究室の学生の研究や就職に関する事柄をプレゼンテーションソフト内に画像を展開し、わかりやすくその実績をお伝えいただきました。東京理科大学の就職実績の高さを改めて感じ、子どもたちに更に努力するように働きかけたいと思いました。
 後段は、菅原先生のご専門に関する講演をいただきました。「がん」というテーマは皆様が関心をもつものであり、事前に地元紙で告知を行ったところ、一般11人の方々の参加がありました。
 マウスによる実験のことや利尻島で採集したウニを使った実験での成果、投薬量の調整等について、また、花成ホルモンを引用され、ゲノム解析が身近になりつつあることや遺伝子がかかわることについて解説をいただきながら、最先端の専門機関の事情についてもわかりやすく教えていただきました。最後には、「がん治療について」や「理系大学で学ぶ学生の心構え」の質問に、丁寧にお答えいただきました。
 この病の治療法に立ち向かっておられる先生の益々の、ご活躍、ご発展を願わずにはおられません。
 懇親会では、岩手ご出身の菅原先生ということもあり、親しくお話しでき、うれしく思いました。本当にありがとうございました。

《支部から会員へのメッセージ》
 今年度、東京理科大学の先生にご専門分野に加え、学生の様子を含めてお話しいただきました。データによる就職状況の説明の価値は当然ありますが、実際に学生を指導なさっている先生から、研究室の成果や就職の実績を伺い、実態としての様子が直接的に分かり、よさを感じました。
 来年度に向けて、以下の2点から実施時期の検討を行いたいと思っています。
 (1)今年度、企業の就職説明会等の始まりが12月になった影響により、11月は
  学生への就職指導の繁忙期となった。
 (2)11月の理大祭(神楽坂・野田キャンパス)の1週間後という窮屈な日程となっ
  ている。
 以上、皆様方が参加しやすいように工夫をして参りますので、多くの方々に足をお運びいただきたいと存じます。よろしくお願いいたします。