【支部活動報告】和歌山県支部「講演会・座談会」《和歌山県支部》
◆平成23年度 支部活動報告
【ご報告】12/10(土)和歌山県支部「講演会・座談会」を開催しました。
①講演会(1)
○講 師:工学部第一部 工業化学科 杉本 裕 准教授
○演 題:未来を担う工業化学 〜二酸化炭素を資源とするものづくり〜
二酸化炭素といえば地球温暖化の原因・悪いものと考えがちですが、杉本先生が研究しておられるのは、その二酸化炭素を工業化学によって「モノ」に生まれ変わらせるということだとお聞きしてビックリしました。化学のことについてあまり知識のない私たちに、パワーポイントを用いて分かりやすく説明してくださいました。
②講演会(2)・座談会
○講 師:工学部第一部 工業化学科 杉本 裕 准教授
○演 題:東京理科大学の学生の大学院進学・就職状況について 〜工学部を中心に〜
講演(2)と座談会をひとつにまとめて行いました。最初に先生から、研究室の学生の進学・就職状況および学生たちの体験談を聞かせていただきました。次に、出席者全員で自由に意見交換をしていただきました。
《支部から会員へのメッセージ》
今年度の支部行事は、大学の先生をお招きし、理窓会和歌山支部の方々も交えて講演会を開催させていただきました。日頃、深く考えることのない「化学」というものについて、少しではありますが、考える良い機会になったと思います。
後の座談会では、先生からお聞きした学生たちの「生の声」が印象的でした。就職活動をしている子どもに、親はついつい「まだ決まらないの?」「今どうなってるの?」と聞いてしまいますが、「決まったらすぐに言うから、それまで何も言わないで待っていてほしい」という学生たちの声を聞き、「なるほど」と納得させられました。今後もいろいろな行事を計画できれば良いなと考えていますので、ぜひご参加ください。