【支部活動報告】山口県支部「講演会」

◆平成25年度 支部活動報告 【ご報告】10/14(月)山口県支部「講演会」を開催しました。○開催日  平成25年10月14日(月) 体育の日 ○開催場所 ホテルサンルート徳山(周南市) ○参加人数 12名(8世帯) ○内  容  (1)講 演 14:00〜15:30   ○講 師:東京理科大学こうよう会 顧問、         東京理科大学 理学部第一部 非常勤講師         加納 誠 先生  
 ○テーマ:「東京理科大学での教育・研究生活と親から見た今時の大学生」  (2)茶話会 16:00〜18:00  (3)周南工場夜景クルーズ 18:20〜20:00 ○報  告  (1)講 演  まず、加納先生の研究・教育者としての経歴や研究の概要を話されました。「環境科学リテラシーの実践」という内容が心に残っています。つまり環境問題については、きちんと理解し、自らが正しく判断し、実践していくことが肝心であって、これからを生きていく上でとても大切だと感じました。  次に、東京理科大学での研究に続いて山口東京理科大学に赴任されていたときの取り組みについて話されました。休耕田を田んぼに変え、物質循環研究の一環として有機米作りをされていた話にはびっくりしました。最近は、「地球環境緑蔭塾」を主催され、横浜と山口を行き来される日々だそうです。幕末の吉田松陰に思いをはせ、緑蔭塾と名付けられたそうです。  最後に、最近の学生について話されました。「東京理科大学の学生は授業の時間が少し延びてしまっても、一生懸命聞いてくれるので、うれしい。」と言われました。研究室では、「その学生の気持ちを考え、その子のできることを任せて、一緒にやっていく。そうすることで、みんな少しずつ着実に伸びていく。」と言われました。  終始、穏やかな語り口で、先生の温かいお人柄がにじみ出るような講演でした。

 (2)茶話会  今回の茶話会は、サンドイッチ・ケーキ・フルーツと紅茶・コーヒーのバイキングにしました。港の見える部屋で、和やかな雰囲気で始まりました。今回は、こうよう会本部副会長(中国・四国地区担当)1名、広島県支部から2名の支部役員にもご参加いただき、話が広がりました。  前半は、加納先生にも同席していただいたので、先生への質問が中心でした。「加納先生のような方に我が子の面倒をみてもらいたい。」という声に、先生は、「東京理科大学の先生は、皆さん親切で、熱心ですから、安心してください。」と答えられていました。  後半は、役員の勧誘を兼ねて、ざっくばらんに話しました。そうした中で、3名の方が、来年度支部役員になってくださると申し出てくださり、とても心強く感じました。

 (3)周南工場夜景クルーズ  ホテルから歩いて、3分ほどのところに、徳山港があり、そこからクルーズに出発しました。お天気もよく、海から見たコンビナートは、豪華客船の様に輝いて見えました。ガイドさんの説明で、岩塩の山やキリンのようなクレーンにびっくりしたり、大量の電力を自家発電していることを知ったり、周南コンビナートのことが、本当によくわかりました。戦争のことにも詳しく、戦艦大和や人間魚雷のことも話してくださいました。全国でも、工場クルーズは今人気だそうです。その中でも、周南夜景クルーズは一見の価値があります。とても素晴らしかったです。

《会員へのメッセージ》  お忙しい中、ご参加くださった方、ありがとうございました。有意義な時間を共有できたこと、感謝しております。  せっかくの講演でしたが、参加者が12名と少なかった点が残念でした。  今回参加された方の多くは、6月の支部総会・父母懇談会に参加されていた方でした。一度参加されるとその内容に満足され、また参加しようと思われる方が多いようで、お世話した者としては嬉しい限りです。まだ、参加されたことのない方も、是非、来年度は、参加してみてください。