【支部活動報告】福岡県支部「講演会及び就職・進学説明会、懇話会」
◆平成26年度 支部活動報告
【ご報告】3/8(日)福岡県支部「講演会及び就職・進学説明会、懇話会」を開催しました。
○開催日 平成27年3月8日(日)
○開催場所 西鉄イン福岡(福岡市)
○参加人数
正会員・賛助会員 47名(33世帯)
こうよう会本部役員 1名(清水 直子 副会長(九州沖縄地区))
大学教職員 2名
理窓会(同窓会) 4名
○内 容
(1)来賓・役員紹介及び挨拶 【13時30分〜13時50分】
(2)講演会 【13時50分〜14時50分】
演題 「東京理科大学の現状について及び薬はなぜ効くか」
講演者 東京理科大学 理工学部 応用生物科学科 教授 池北 雅彦 先生 (常務理事)
(3)就職・進学状況の説明 【14時50分〜15時50分】
演題 「大学卒業後の進路について及び東京理科大学創設時の足跡」
講演者 東京理科大学 学生支援部 部長 小林 秀至 様
(4)懇話会 【16時00分〜17時00分】
理窓会福岡支部の方々による現状及び体験談
東京理科大学 理窓会 福岡支部長 長 信成 様
○報 告
《第一部》
「講演会」
池北 雅彦教授による講演会では、大学院進学状況とその後の進路、及び、企業の求めている人材についてのお話がありました。「学生は、まじめで優秀ですが、先生や友達とのコミニュケーション能力を磨くとさらに伸びる」、「1927年10月ベルギーブリュッセルで開催した第5回ソルベー会議で、物理学者が定式化されたばかりの量子力学について議論を交わした」、「29名中17名がノーベル賞をその後受賞している」、「必要な人材とは、価値を作り出せる人(顧客を幸せにする)、価値を広められる人(顧客から対価をもらう)、コストを下げられる人(効率化・コスト削減)」などの提言がありました。
また、「薬はなぜ効くか」では、イレッサ(肺がん治療薬)について、自然治癒力+薬の力、特にピンポイントで効果がある薬の事や、胃や腸で別々に溶ける薬(錠剤)についてなど、詳しくご講演いただきました。
「就職・進学説明会」
学生支援部 小林 秀至 部長より、平成28年4月に経営学部が神楽坂校舎に移転し、工学部第一部、第二部は、「工学部」に再編することの説明がありました。また、平成28年4月より山口東京理科大学が公立大学に移行すること、昨年スーパーグローバル大学に応募しなかった理由など、新聞記事を参考に詳しく説明がありました。あわせて、日本の人口減少を遠因とし、学生のグローバル感覚を育成することが急務だということ、学生にとって語学力向上が肝要であることなどの説明がありました。
最新の就職状況、大学院進学状況については、学部学科別に説明があり、公務員、企業、教員等の内定先企業等についても、具体的に説明がありました。特に公務員については、大学としては10月から公務員就職支援講座を行っているため、できるだけ受講することを勧めていることなどが説明されました。
《第二部》
「茶話会」
理窓会福岡支部より4名にお越しいただき、講師の方々にも引き続きご参加いただきました。就職活動には、旅費交通費や宿泊費もかかるので、15万円から50万円程度用意が必要であることなど、講演会では聞くことのできない興味深いお話を伺うことができました。和気あいあいとした雰囲気の中、就職活動の進め方を熱心に質問するご父母の姿も見受けられました。
≪会員へのメッセージ≫
福岡県支部では、毎年、「講演会及び就職・進学説明会、懇話会」を、3月に開催しております。学部学科別の就職内定人数や、大学院進学状況など、直接聞くことができ、また、相談もできる貴重な機会です。是非ご参加していただけるよう、役員一同お待ちしております。