【支部活動報告】佐賀県支部「東京理科大学 理学部第一部 物理学科 教授 坂田英明 先生 講演会と懇談会」
◆2020年度 支部活動報告
【ご報告】 11/1 (日) 佐賀県支部 「東京理科大学 理学部 物理学科 教授 坂田英明 先生 講演会と懇談会」を開催しました。
○開催日 2020年11月1日 (日)
○開催場所 佐賀県立男女共同参画センター(アバンセ)第4研修室
○内 容
(1)講演会 13時30分~14時30分
講 師 東京理科大学 理学部第一部 物理学科 教授 坂田 英明 先生
演 題 「新型コロナウイルス感染症流行下での東京理科大学における学び」
(2)質疑応答 14時40分~15時10分
(3)懇談会(茶話会形式) 15時20分~16時20分
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、マスク着用・体温チェック・手指のアルコール消毒を行うなど感染拡大防止ガイドラインに基づき開催しました。
○参加人数
正会員・賛助会員 15名(8世帯)
○報 告
・こうよう会副会長(九州・沖縄地区担当)の紹介
今年度より副会長に就任されました春田香織様をご紹介しました。コロナ禍のため、6月開催予定の支部総会・父母懇談会は中止となりましたが、今回わざわざ熊本から来て頂きご挨拶をしていただきました。会員一同感謝しています。
・当初、新型コロナウイルス感染症の終息が見通せない中、大学から支部行事の講演会に来ていただけるかどうか心配していました。しかし、学部生15,820人中、佐賀県出身学生わずか20人の支部行事ではありますが、2018年6月に佐賀県の父母懇談会に来て頂いた坂田先生をお招きし、講演会を開催することができました。
・坂田先生の講演会は、「東京出身で東京から出たことがないこと、YouTubeデビューしたこと」など気さくな自己紹介で始まり、緊張して聞いている私たちの気持ちをとても和らげて下さいました。
それから「リニアモーターカーを例に、作っているわけではないけど物理学者(研究分野は、超電導などの物性物理学だそうです)として、どうしてこのような現象が起きるか」などとご自身の研究について私たちにも分かりやすくご紹介頂きました。
さて、本題の「新型コロナウイルス感染症流行下での東京理科大学における学び」に入ると、会員の皆さんは真剣な表情で先生のお話に聞き入っていました。坂田先生から直接、「大学での講義の実情」、「前期と後期との違い」、「実験について」、「遠隔授業と対面授業」など詳しく聞くことができたことは大変良かったことだと思います。
さらに、就職活動、大学院進学、学生への支援についてもお話しいただきました。授業のキーワード、①遠隔授業の同期型・非同期型、②遠隔授業と対面授業を行うハイブリッド授業と理解しました。約1時間丁寧にご説明いただき、キャンパスや専攻学部にとらわれず、とても有意義な講演会となりました。
・質疑応答及び懇談会では、来年度の学部や大学院の入試について、さらにコロナ禍が終了した後の授業のあり方などについて、ざっくばらんに聞かせていただきました。
去年は、佐賀牛など佐賀県産の料理を食べながらの「懇親会」を開きましたが、今年は残念ながらコーヒーとお菓子で坂田先生には大変申し訳ありませんでした。
ぜひ、来年は佐賀牛と美酒を味わいに来ていただきたいと思います。お忙しい中、佐賀県まで来ていただき大変ありがとうございました。
≪会員へのメッセージ≫
会員のご父母の方が参加しての行事を行うことができて、今回の支部行事は大変良かったと思います。少しでも、皆様方の不安や心配が解消されたことを願っています。また、新1年生のご父母の皆様にはぜひ来年度の支部役員になって頂けるようお願い致します。
子どもたちが東京理科大学に入学したことがご縁で、皆さんと知り合うことができました。ご自分のできる範囲で「こうよう会」の活動に参加いただいて、共通の不安や心配を持つ親として話ができればと思います。
今後も支部活動のご案内をしますので、気楽な気持ちでご参加ください。よろしくお願いします。