【支部活動報告】徳島県支部「阿波藍染体験と父母懇親会」
◆2024年度 支部活動報告
【ご報告】10/27(日) 徳島県支部「阿波藍染体験と父母懇親会」を開催しました。
〇開催日 2024年10月27日(日)
〇参加人数 正会員・現支部役員の賛助会員 ご父母10名(8世帯)
徳島県を代表する伝統産業として発展し、現代もその美しさが再評価されつつある「阿波藍」を使った藍染め体験に挑戦できる「藍住町歴史館 藍の館」にて、会員様の交流の場として「阿波藍染体験と父母懇親会」を開催しました。
「青は藍より出でて藍より青し」ということわざがありますが、藍染めの青い色は、「JAPAN BLUE」として世界に知られるほど深く鮮やかな日本を代表する色ともいわれています。徳島は、この藍染めの元となる藍染料「すくも」づくりの本場であり、徳島でつくられた「すくも」が「阿波藍」です。こうした価値ある伝統が存在することを、体験をもって感じることで郷土の魅力を再認し、愛着と誇りの醸成に資する機会として支部行事を活用させていただきました。
参加者は各々がハンカチやタオルなどの生地と模様を選択して、施設スタッフの丁寧な手ほどきの下、絞り・染め・酸化・水洗い・脱水・アイロンがけの作業を行いました。全工程は約40分程度で、会員同士の会話も弾み、あっという間に作品はできあがりましたが、どの会員様からも「良い作品をつくろう」という意気込みがその真剣な表情から感じられました。
昼食懇親会までの間は、施設内にある「奥村家住宅」の見学を楽しみました。奥村家住宅は、奥村家が藍商として経営を発展させた1887年頃に建てられた藍屋敷で、当時の贅を尽くした様子を目の当たりにし、藍商興隆の時代に思いを巡らせました。
その後会場を移して、昼食を兼ねた懇親会で交流を深めました。文化・芸術・食欲の秋にふさわしい、有意義な時間を会員の皆様と共にすることができました。
《会員へのメッセージ》
徳島県支部は会員数が小規模ではありますが、それゆえに会員同士の関係性もほどよい距離感で、気軽に情報交換、お悩み相談ができるアットホームな組織です。ぜひ、支部の活動にご参加をいただき、ご子女の学生生活の充実とご父母の心の支えに活かしていただければ幸いでございます。