【支部活動報告】首都圏四地区合同「就職・進学説明会」
◆2021年度 地区活動報告
【ご報告】 10/10 (日)、11/7(日)、11/14(日) 首都圏四地区合同「就職・進学説明会」を開催しました。
○開催日・参加人数(ご父母)
2021年10月10日(日) 750名
11月 7 日(日) 630名
11月14日(日) 470名
○報 告
今年の首都圏四地区支部合同「就職・進学説明会」の催しを10月10日・11月7日・11月14日と3回オンラインにて実施いたしました。
企画を始めた年度初めの4-5月は緊急事態宣言の中でしたが、ワクチン接種も進み会場での開催も僅かに期待し19年に実施した図書館大ホールの予約をしておりましたが、夏に感染者が増えたことで完全オンライン実施といたしました。早い時期から首都圏四支部の役員が子どもたちを頼りに手分けしてご講演いただける卒業生・在校生をお探し、本年は11名に実施をお願いすることができました。
10月10日初回では、前半に東京理科大学・神楽坂キャリアセンターのキャリアカウンセラー・上條映都子先生にご講演をいただきました。理科大生の特徴、covid-19で様々な影響を受けた就職活動に関すること、親(家族)のサポートに至るまで、キャリアセンターでのご経験や分析された内容をもとに、判りやすくお話し頂きました。
後半では卒業生3名の講演、またその後11月7日に4名と、合計で7名の卒業生・在校生(内定者)に就職活動のご経験などについてお話しいただきました。学部・学科のバランスに若干の片寄りはありましたが、「就職活動」という観点からは、学部・学科、研究科など専門を越えた共通の内容が多く、大変参考になりました。卒業して2-3年目のコロナ禍前に就職活動をされた方、コロナ禍での就職活動をされた方など状況は様々でしたが、履歴書やエントリーシート、面接についてなど方式は変わっても本質・内容は変わらず、就職を考えてきた道のり、就活の工夫や対応方法について参考になるお話しを伺うことができました。また、西日本の県職員(公務員)の方は、オンライン開催であったためご講演を実現することができました。
今後も、オンラインであれば地方や、海外で働く卒業生にもご講演いただき、より多くの方に機会を広げたいと思っております。
11月14日は大学院進学を中心テーマに、4名の在校生にご講演いただきました。本年3月に本学を卒業し、内部進学で修士1年になった2名と、外部の大学院へ進学された1名、そして民間企業の就職活動をされた後、最終的に公務員として内定が決まった修士2年の在校生でした。進学先の研究科は異なりますが、大学院進学は「大学院」ではなく「研究室」を選ぶ(何を研究するのかが重要)ということ。また、学部在籍中より自分のやりたいこと(卒業後の仕事について)が明確になった。など、専門分野やご講演内容は異なっても、皆さん伝えたいことが共通だったように思えました。
質疑応答時間も比較的多くとられており、1年、2年生の親御さんなど将来についての不安に対する質問など多く、講演内では聞けなかったことも聞くことができ有意義な時間になりました。何年か同じ催しに参加しても、毎年新しい気づきが得られます。
また、録画はせず「その場だけ」としたことで、卒業生・在校生の講師の方には、より気楽にご講演をお引き受けいただくことができ、本音や、失敗談など安心してお話し頂けたのではないかと思っております。
《会員へのメッセージ》
本年度は3回の実施で、延べ約1900名の方にご参加いただくことができました。四支部役員の殆どが初のZoomウェビナー運営であったため操作やご案内で行き届かない点も多々あったかもしれません。毎年役員が入れ替わることからも何年経っても慣れないことはありますが、できるだけ改善していきますので、何卒よろしくお願いいたします。また、ご講演いただけるご子女の方もご紹介いただければ幸いです。