【支部活動報告】埼玉県支部「竹内謙教授講演会と皇居散策」
◆2024年度 支部活動報告
【ご報告】 11/9(土)埼玉県支部「竹内謙教授講演会と皇居散策」を開催しました。
○開催日 2024年11月9日 (土)
○参加人数 ご父母 46名(37世帯)
<ご報告>
埼玉県支部では、2024年度第2回支部行事「竹内謙教授講演会と皇居散策」を開催しました。神楽坂キャンパス富士見校舎において、長万部キャンパスの竹内教授による「長万部でのホタテとカニの研究」の講演、神楽坂と長万部をつなぐ相互空間共有システム「tonari」の体験、昼食をはさんで午後には、皇居東御苑のガイドツアーを執り行いました。
竹内謙先生は、燃料電池および中性子散乱の研究前線に奉職しながら、北海道長万部キャンパスにおける海洋資源利用研究の一環としてホタテとカニの研究に取り組んでいます。特に、毛ガニの養殖において、世界でも類を見ない素晴らしい実績を上げています。今回の講演では、これまでの毛ガニ養殖研究の成果のみならず、研究者にいたるまでの生い立ちや苦労話、大学教育者としてのあるべき姿や学生たちへの思いを、涙あり笑いありのエピソードを交えながら語っていただきました。講演後には「毛ガニの養殖ラボを見に行きたい!」、「感動した!」、「エピソードの伏線回収が見事だった!」など、絶賛の声が多数聞かれました。
01_竹内謙教授の講演 |
02_毛ガニにまつわる楽しいエピソードも |
tonariは、遠隔地を結んだ拡張空間で、タイムラグなく自然な映像と音声でお互いの顔をみてアイコンタクトをとりながら相互コミュニケーションが可能となる画期的なシステムです。オンライン会議特有の映像・音声の遅延によるストレスが無く、壁一面の高画質スクリーンと遠近の違いを音で理解できる設計が施され、同じ空間にいるように一緒に過ごすことができました。教育機関では東京理科大学が初めて導入したそうです。長万部キャンパス側には、竹内先生の配慮で 経営学部国際デザイン経営学科の学生さん 6名に集まってもらい、参加者の父母とリラックスした雰囲気でtonariを30分にわたり体験、衆目の元ではありましたが、実際の親子一組の会話も実現しました。tonariを使ったコミュニケーションの自然さや没入感もさることながら、学生さん達が長万部キャンパスでの生活を、体全体でエンジョイしている様子に感銘する参加者が多く、他の学部学科の学生にも長万部キャンパスを体験してもらいたいなどの感想が聞かれました。
03_tonari体験 長万部の学生さんと |
04_竹内謙教授と記念写真 |
校舎内の学食で行われたランチ会で、富士見キャンパスに程近い「海苔弁いちのや」の高級海苔弁、食後の甘味に老舗両口屋是清のどら焼き(理大のロゴマークとこうよう会焼印付き)に舌鼓を打った後、7グループに分かれて、秋の爽やかな晴天の中、江戸城の本丸や三の丸のあった皇居東御苑を約2時間にわたり散策しました。グループ毎にボランティアグループのガイドさんが付きましたので、苑内各所の豊かな自然や遺構の歴史的背景に頷き、江戸東京の近現代史に銘々思い至ることがあったのではないでしょうか。
05_皇居東御苑ガイドツアー 田安門からスタート |
06_富士見櫓 焼失した天守にかわる江戸城の象徴 |
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07_苑内は東京都心の広大な緑のオアシス |
08_田安門にて参加者全員の記念写真 |
≪会員へのメッセージ≫
埼玉県支部では、今年度はこうよう会20周年のスペシャル企画として、会員の皆さまの交流や情報交換の場としての支部行事を回数も増やし、内容も更に充実させ開催していく予定です。どうぞご期待ください。
前山克博(さいたま市)