【支部活動報告】山形県支部「新仙台火力発電所見学と意見交換会」

◆平成29年度 支部活動報告
【ご報告】 11/11 (土) 山形県支部 「新仙台火力発電所見学と意見交換会」を開催しました。

○開催日 平成29年11月11日 (土)
○開催場所 東北電力新仙台火力発電所 (宮城県仙台市)
○内 容 (1) 新仙台火力発電所見学 (2) 東北電力との意見交換等 (3) 東京理科大学からの近況と就職状況説明
○参加人数
 正会員・賛助会員 山形県支部:13名(10世帯) 宮城県支部:30名(25世帯)
 こうよう会本部役員 1名(北海道・東北地区副会長 鈴木 朋子)
 大学教職員 1名
 理窓会会員 3名
 その他(東北電力新仙台火力発電所及び本社(理窓会会員を除く)) 7名
○報 告
 山形県支部では、これまで理窓会の方よりお越しいただき講演会を開催してきましたが、今年度は「地元企業を見学しよう」との企画を実施させていただきました。たまたま、お隣の宮城県支部さんの計らいで、東北電力様を訪問することができました。世界最新鋭の発電技術を採用した新仙台火力発電所の施設見学や東北電力で働く東京理科大学のOBの方々との意見交換(就職してから約10年間の活躍風景)、また大学による就職状況の説明などをお聞かせいただきました。
 東日本大震災で被災した当発電所には、次の津波を想定した対策が随所に見られました。燃料はLNG(ガスタービンエンジン)で稼動しますが、日本海側(新潟発電所)と太平洋側(仙台発電所)はパイプラインで結ばれ、被災対策もばっちりです。2016年7月1日に世界最高性能の3号機が運転を開始しましたが、1年の間に東京電力と中部電力から抜かれ、現在は世界3位とのことでした。このようなプラントは多くのスタッフで支えられていると思っていたら、たった数名で24時間制御監視をされており、とても驚きました。
 その後、東北電力の人財部の方による会社概要説明、東北電力に勤める理科大OBの方による情報提供、学生支援部就職課の方からの就職状況説明などがあり、大変充実した内容でした。

≪会員へのメッセージ≫
 帰りのバスの中では「来年も企業見学しよう」と盛り上がり、トヨタ自動車やJAXAの名前が出ております。平成30年度の支部行事も充実したバスツアーになることでしょう。